光陰

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OLYMPUS E-30 & ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5



シャッタースピード 1/40
絞り F5.6
撮影モード 絞り優先
露出補正値 -2.3EV
感度 ISO100
焦点距離 37mm(35mm換算74mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


にわかにフィルムで写真が撮りたくなってきました。
このところ645がすっかりお留守番ですので、久々に持ち出してみますかね~…
もしくは、撮れるかどうかわからないリコーフレックスでも面白いかも…

そういえば、あまり関係ないのですが、最近、プリントに使う用紙の定番が変わってます。
以前はエプソン純正のフォトマットペーパーを使用していたのですが、いろいろ試した結果、富士フイルムの画彩シリーズが一番発色、階調性が良く、シャープネスも良好なため、画彩Proの光沢紙が定番になりました。
プリンタとの相性もあるかと思いますので一概に「これが正解」というのはないかと思いますが、私のプリンタ(エプソンPX-G5000)では一番自然でお勧めです。

ちなみに、あれこれ試した紙をお気に入り順に紹介すると、以下のとおり…

1)富士フイルム画彩 写真仕上げPro
・若干コントラストは強めながら階調性は良く不自然さがない
・色はちょっと派手目ですが、色転びすることがまずなく、とても自然できれい
・シャープネスも良好でくっきりハッキリ描写

2)ピクトリコ月光 ブルーラベル
・もともとモノクロ用ですが、カラーも意外ときれい
・コントラストは高め、シャドーはつぶれ傾向ですが、その分メリハリがあり不自然さも感じない
・発色は画彩に比べると地味目で濃い目
・半光沢用紙ながら、ざらざら感は抑え気味で、この手の用紙の中では強めの光源下でも見やすい

3)ピクトリコ月光 レッドラベル
・とにかく紙のテクスチャが心地よくきれい
・用紙自体が温色系
・色の傾向、コントラストのつき方はブルーラベルと似た感じ
・写真は選ぶ必要あり(オールラウンドとはいい難い)
・値段が高いのが難点

4)ピクトラン 局紙
・テクスチャ、ベース色はピクトリコ月光 レッドラベルに近い
・紙自体に腰があって扱いやすい
・階調性が高く自然で好印象
・発色は若干淡い感じでひたすらニュートラル
・レッドラベル同様、オールラウンダーではないので、写真は選ぶ

5)エプソン フォトマット 顔料専用
・写真によっては激しい色転びが起こることも…
・階調性は高いですが、シャドーはつぶれ傾向
・シャープネスは弱く、やさしい印象
・テクスチャは自然で心地よい

6)エプソン クリスピア
・発色は一番忠実で若干大人しめな印象を受ける
・シャドー側の色転びやハイライト近くの色飽和が激しく、写真によっては不自然に感じることも…
・階調性は悪くはないものの、他の紙と比べるとちょっと厳しく、写真によってはベタ塗りになってしまう
・光沢紙の割にはエッジは甘め

大体こんな感じでしょうか。
これ以外の紙もいろいろ試しているのですが、全部あげてたらキリがないので…
ただ、傾向として富士フイルム、ピクトリコの紙はほとんどの写真で安心して使うことができました。
それから、エプソン一押しのクリスピアが散々ですが、もともとクリスピア自体顔料インクとはあまり相性は良くありませんので、それが影響しているかもしれません。
染料インクでの比較であれば結果はかなり変わっていたかも…

ちなみに、月光レッドラベルとピクトラン局紙はモノクロプリントするときれいですよ~~~

by ki_ex | 2009-12-01 00:48 | 名所・旧跡 | Comments(0)