氷点下の朝

氷点下の朝_f0121181_032945.jpg
OLYMPUS E-30 & Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLⅡ



シャッタースピード 1/30
絞り F5.6
撮影モード 絞り優先
露出補正値 -0.7EV
感度 ISO100
焦点距離 58mm(35mm換算116mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


この組み合わせ、ハマッてます。

今日はちょうど撮影の時間に雲が出てきてしまい、あまり良い光線状態ではなかったのですが、日の陰ったところの描写が本当に日陰らしく写るので、そんな悪条件下での撮影でもどこか楽しくなってきます。
ボディとの組み合わせも、もともと良好な階調性を持つE-30とは良いコンビのような…
特に、シャドーの粘りと滑らかさは特筆に値するかと思われます。
最近のレンズはシャドーを潰してパッと見きれいに見せようとする物が多いように感じますが、このレンズはその対極にあると言ってもいいかもしれません。

その分、被写体のエッジに倍率収差と思しきものが目立ったりするのですが、それでも廉価なズームレンズに比べたら圧倒的に少ないですし、値段が値段ですのでどの程度光学性能を確保しているのか気になるところですが、「そんなこと気にしてどうする?」と言われたら素直に「はい、そうですね」と答えてしまいそうな説得力があります。(笑)

逆光にも弱い傾向にありそうですが、それすらも楽しめるレンズであるように感じます。

by ki_ex | 2010-01-19 00:56 | 自然 | Comments(0)