朝の陽射し

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OLYMPUS E-PL1 & Voigtlander NOKTON 58mm F1.4 SLⅡ



撮影日時 2010年07月18日 07時50分29秒
シャッタースピード 1/1000
絞り F5.6
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 +0.3
感度 ISO100
焦点距離 58mm(35mm換算116mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop CS5


久しぶりの睡蓮です。
この時期は例年であれば毎日のように睡蓮を撮っている時期ですが、今年はなかなか天候にも恵まれず、カット数はかなり少ないです。
行きつけの公園の池も今年はお花が少ないというのもあるのですが、この間ようやく良い環境で撮ることができて、なんとか責任は果たせたような気がします。(笑)

実はこのカット、数少ないレタッチを前提に撮影したカットです。
どこをどうレタッチしたかわかりますかね~…

かつてフィルムが主流の頃は(というか、主流も何もそれしかなかったのですが…)厳しい撮影環境下では、撮影から現像、プリントまで一貫して高度なテクニックが必要でしたが、デジタルではそうした高度なテクニックと同じ効果が手軽にPC上でできるので、本当に良い時代になりました。
私自身は基本的にその場の臨場感を写真に込めることを大事にしているので、あまり積極的に使うことはないのですが…って、ただ単にそのテクニックとセンスがないだけなのですけどね~…(笑)

ただ、これだけ時代が変わって、撮影スタイルも大きく変遷しても、光を読んでコントロールするという基本はフィルム時代と何ら変わっていないのは面白いところですね~…
確かに小手先のテクニックはフィルム時代と大きく変わりましたし、撮影環境が整わない中でもそれなりに綺麗な仕上がりになるデジタルはすごいと思いますが、その中でもやっぱり上手く光を手懐けることができた時の写真は仕上がりも違ってくる…
この部分についてはフィルムだろうとデジタルだろうと同じなのですよね~…

時々、近い将来、技術の向上と共に人々のライフスタイルは大きく変わるなんていう、科学万能の夢想家を目にすることがありますが、写真と同じように、人の根本はそんなに大きく変わらないような気がします。
というか、科学や技術に夢を託す時代はすでに終焉を迎えているんじゃないですかね~…

科学技術の発展を否定するつもりは毛頭ありませんが、もうそろそろ人はもっと別のものに夢を託すフェーズに入ったような気がします…って、何の話でしたっけ…(笑)

by ki_ex | 2010-07-20 02:05 | | Comments(0)