旅気分

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NIKON D700 & Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF



撮影日時 2011年11月27日 14時08分12秒
シャッタースピード 1/640
絞り F4.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -1.3
感度 ISO200
焦点距離 25.0mm
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop CS5


そういえばこのところD700使ってないな~…
明日久しぶりにいじるか…

今日はマスコミが如何にして印象操作するかを目の当たりにしたのでそのお話。
まずはこの記事を読んでほしい。

群大教授暴言「福島の農家はオウム信者と同じ」

この記事を読んで「なんてトンデモない大学教授がいるんだ!」と思った方は気を付けたほうがいいかもしれません。
気が付かない間にマスコミに印象操作されているかも…

実は私はこの記事に出てくる早川由紀夫先生を原発事故以降、ずっとTwitterでフォローさせていただいてました。
なので、一連の発言から訓告に至るまで、その経緯をずっと見てきました。
はじめに断言しますが、早川先生はこの記事から受ける印象のような、トンデモない大学教授ではありません。
むしろ、この事故後の活動において、多くの人達が救われています。
そのことにはほとんど触れず、センセーショナルな部分だけ切り出して印象操作するやり方…
ま、老害新聞…というよりは全国紙の体をしたナベツネ通信ですから期待するだけ無駄なのですが…

確かに早川先生の発言はセンセーショナルでした。
「ちょっとやり過ぎでは?」と思うことも度々あったのは事実ですが、しかし、どれも正論でしたし、センセーショナルな分、私達に考えるきっかけを与えてくれました。
例えば、早川先生はずっと「福島は廃県にすべき」と訴えておられました。
正直私はその発言の真意を当初は読み取ることができず、「さすがに廃県は…」と思ったものでしたが、その後の情勢、これからの事をあれこれ考えていくと、「廃県することが現状できる最良の方法」であるとの答えに至りました。

終始このように、一貫してTwitterのフォロアーにハッキリと解答を示さず、考えるきっかけを与えてくれていました。
記事見出しのオウム云々の発言もその一環です。
考える努力をせず言葉尻だけしか捉えられない人たちはさんざん非難してましたが…
また、誹謗中傷や礼を失した人は容赦なくブロックしてましたが、正当な批判に対してはちゃんとまじめに反論する姿勢も一貫してましたし、早川先生自身に誤りがあればちゃんと訂正もされる方です。

早川先生がこのような行動に出た理由は雲仙普賢岳噴火災害での教訓があるようです。
詳しく知りたい方は先生のブログかTwitterを追いかけてみてください。
度々述べられています。
調べてみれば早川先生の言動がすべてリスクコミュニケーションに裏付けされた、計算された言動であることが判るかと思います。

最後に、件の記事を読んだ早川先生の感想をご覧ください。

私を含めこの記事を読んだ人たちが怒り心頭する中、ご本人は至って冷静…
…こういう方なのです…

by ki_ex | 2011-12-09 00:46 | 名所・旧跡 | Comments(0)