忘却の彼方

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OLYMPUS PEN-F & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



撮影日時 2017年01月03日 13時18分20秒
シャッタースピード 1/8000
絞り F2.8
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 +0.7
感度 ISO200
焦点距離 12.0mm(35mm換算24.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像ソフト SILKYPIX Developer Studio Pro
最終仕上げ Photoshop CC 2015.5


人はなぜ、あの時の痛みを忘れてしまうのだろう。


足尾というと今でこそ銅山観光が有名ですが、そもそもは足尾鉱毒事件という、日本の公害事件の元祖のような土地で、今でもその爪痕を垣間見ることができます。
当時の人命軽視の国の態度は、原発事故を始めとする現代の様々な問題にも通ずるところがあり、この事件が認知された明治時代からこの国は何も変わっていないのだな~…と暗澹とした気分に陥ります。

新年早々暗い話はこれくらいにして、実は昨年1年間で購入したカメラ機材を、2016年を振り返る意味でリストアップしてあったので、今日はちょっと趣向を変えてこれらの機材について一つ一つお話してみようかと…
本来ならこういうことは旧年中にしておくものだとは思うのですが、ネタにしようと思いつつ気がつけば年が明けてしまったもので…(-"-;A ...アセアセ
ということで、遅ればせながら…

1月6日 E-M5 Mark II
本当は前の年の年末には届いていたのですが、支払いが2016年になっていたので、滑り込みということで旧年中購入リストに加えました。
発売当初からほしいとは思っていたのですが、ちょっとタイミングを逃してしまい、オリンパスの年末恒例のポイント増量キャンペーンのついでに購入したカメラ。
当時はE-P5とE-M1があったので、まあ要らないと言えば要らなかったのですが、一眼レフスタイルでE-M1並の高性能なEVFが搭載されていてE-P5並にコンパクトということで、今でもとても気に入っています。
気がつけばこのカメラが手持ちのレンズ交換式デジタルカメラの中では一番軽量コンパクトになってしまったんですよね…
シャッターフィールが独特で、この気持ちよさが一番の購入動機だったのですが、E-M1 Mark IIの登場でシャッターフィールの良さでは残念ながら追い越されてしまいました。

1月22日 SIGMA 30mm F2.8 DN | Art
以前にリニューアル前のモデルを所有していて、カメラ電源投入時のもたつきが気になって手放してしまったのですが、当時の描写の良さと価格に惹かれてリニューアル版を購入。
何故かこのレンズを使うとピントを外す確率が高くなるという現象が起こるのですが、描写はとてもいいです。
F2.8と単焦点レンズとしては若干暗めなので、それほど人気が無いようですが、ここまで安価でコンパクトなのに良く写るレンズはそうそうないと思うので、マイクロフォーサーズユーザーなら一本持ってて損はないと思います。
安価な撒き餌レンズにありがちなコントラストパキパキの描写ではなく、とても階調性が豊かなレンズなので、モノクロ前提の撮影にはもってこいです。
気に入ってはいたのですが、後にF1.4版とトレードすることに…

1月29日 LUMIX G 42.5mm/F1.7 ASPH./PWER O.I.S.
下のシグマの60mmと同時購入したレンズ。
当時はオリンパスの45mmがあったのですが、パナソニックのレンズも使ってみたかったので物は試しでトレードしました。
描写はパナソニックらしいどこかクラシカルで荒削りではあるのだけど繊細な描写。
曇り空のスナップには相性いいと個人的には思ってます。
軽量コンパクトなのに開放F値も明るいので、今でも気に入って使ってます。

1月29日 SIGMA 60mm F2.8 DN | Art
上のルミックス42.5mmと同時購入。
何故かこの頃これくらいの望遠レンズに飢えてたんですよね…
描写は同じシグマの30mmとほぼ同じ。
オリンパスの60mmマクロと焦点距離も開放F値も同じなので、なんか忘れ去られた存在のようになってますが、性格は全く異なるし、30mm同様安いのに階調性が良いので、モノクロベースにはとても良いです。
正直登場機会は多くないのですが、たまにこのレンズで撮ると「やっぱりいいな~…」と感じさせてくれる描写。
30mm同様、オリンパスのカメラと組み合わせると何故かAF外すこと多いです。(パナソニックボディでは未検証)

2月25日 OLYMPUS PEN-F
もう説明の必要ないですね…
実質私のメインカメラです。
発表当日に予約しました。
それまで使っていたE-P5とトレードです。
レトロな外観は賛否両論ありますが、操作系は慣れるととても使いやすいです。
E-M1 Mark IIが来た今でも当面メイン機の座は揺るがないと思います。

2月27日 OLYMPUS 35SP
CP+で併催されていた中古カメラフェアで3000円で購入。
固定レンズの古いレンジファインダーカメラですが、42mmという絶妙な焦点距離と意外に良いレンズ描写にお得感満載のカメラ。
二重像が薄くなってしまっていてピント合わせしづらいのが難点ですが、3000円のカメラでここまで撮れるのか…とビックリするほど良いカメラです。

3月25日 LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
一度は手放したレンズですが、当時の描写が忘れられず再度購入。
カリカリに解像するタイプのレンズではないですが、階調性は素晴らしい。
描写傾向はランカレンズよりもパナソニック的な印象が強いですが、パナソニックで感じる細かい所の荒削り感(これはこれでいいのだけど…)が無く、ルミックス銘のレンズをより洗練させたような描写です。
15mmという焦点距離は個人的には面倒くさい焦点距離と感じているので、ちょっと登場機会が少なめではあるのですが、たまに持ち出すといい仕事してくれます。

3月25日 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
今日の写真で使用したレンズです。
何をトチ狂ったたのかこの3月25日は高いレンズ3本も一気に購入しているのですよね…
確か「もうデジタルはマイクロフォーサーズだけでいいや!」と決心してM9とトレードしたと思われます。
ちょっともったいなかったかな~…とも思いますが、まあ、でもこの時決心していてよかったかな…
とにかく文句の付け所のないくらい良く写るレンズです。
使い勝手の面でもフォーカスクラッチ機能がとにかく便利。
実用一点張りで面白みに欠けるレンズではありますが、オリンパスユーザーは持ってて損はないと思います。
唯一不満があるとすればズームレンズだと言うところでしょうか…

3月25日 M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
トチ狂った3月25日の3本めのレンズ。
このレンズも出戻りです。
このレンズは描写が素晴らしいだけでなく、造りも素晴らしい。
PROシリーズのレンズは描写と使い勝手に特化していて遊び心がないのが特徴ですが、このレンズは別売りの高級感ある金属フードを用意していたり、AFレンズなのに往年の名玉と言われるMFレンズのような、ガラス玉がギュッと詰まったような凝縮感を感じる造りで、近年のレンズでは珍しい、手にして眺めるだけでも嬉しくなるレンズ。
当然、これで撮れば更に嬉しいといういい事ずくめのレンズです。
今となってはフォーカスクラッチ機能が無いのがちょっと残念なところなので、できればこの造りを維持したままフォーカスクラッチ機構搭載してリニューアルしてくれたら嬉しいな~…

5月27日 Leica DIII
「バルナックライカが欲しい!」という一念だけで購入したカメラ。
あ~あ…とうとうバルナックに手を出しちまったよ…という感じですが、80年前とは思えないほどしっかり動く、今、一番お気に入りのカメラです。
さすがにここまで古くなるといろいろ面倒くさい、クラシックカメラ特有の所作が必要になってくるのですが、撮影体制に入ってしまうと意外にも撮りやすい。
デジタル時代に慣れた身でも使い勝手の良さを感じるので、当時このカメラを手にした人たちは歓喜したのではないかと容易に想像できるそんなカメラです。
ちなみに、50mmよりも短い焦点距離なら、MFでのピント合わせは今の最新デジタル一眼レフよりも素早く正確に合わせられる自信があります。
これは別に自分が特別スゴイというのではなくて、それくらいピント合わせし易いカメラだということ。
ピント合わせ用のファインダーと構図決定用のビューファインダーが別だったり、そのビューファインダーも私のようなメガネユーザーの事なんかこれっぽっちも考えていないような造り(というか当時の技術ではこれが限界だったのだと思う)だったり、クラシックカメラならではの利便性の悪さはあるのですが、それらを差し引いてもスナップ撮影には今でも充分力を発揮してくれる素晴らしいカメラです。
それにしても、80年経っても現役で使えるカメラってスゴイですよね…

5月27日 Leica Summar 5cm F2.0
DIIIと合わせて購入したレンズで、これもDIII同様、80年ほど前のレンズです。
絞りにクリック感がなく、切ってある目盛りもとても中途半端(中間絞りのさらに中間みたいな…)で、絞り開放ではまるでソフトフォーカスレンズのようにボヤボヤなのですが、ちょっと絞り込むと現代レンズと引けを取らないくらいキッチリ写ります。
さすがにモノクロ時代のレンズですので、色味はクラシックレンズっぽいしぶ~い色合いになるのですが、階調性は素晴らしく良いので、モノクロ撮影にはうってつけ。
マウントアダプター使ってデジタルで撮っても楽しいレンズです。
コーティング技術もほとんどない時代のレンズなので、「逆光耐性?何それ?美味しいの?」ってくらい逆光弱いのですが、それ以外はとてもクラシックレンズとは思えない描写で、80年前からこんなレンズ出されてたんじゃあ、そりゃあ日本のメーカー敵わないよな~…と思わせてくれるレンズです。
これもDIII同様とても気に入っているのですが、もう少し現代的なレンズも欲しいので、これは残したままズマロンかエルマーあたりも欲しいなぁ…なんてことを夢想しています。

ということで、あれこれ書き連ねていたら上半期だけで結構いいボリュームになってきましたので、とりあえず今日はこの辺で…
続きの下半期は明日元気だったら書こうかと思うので、あまり期待せずお待ちいただければ…(笑)

by ki_ex | 2017-01-05 00:44 | 名所・旧跡 | Trackback | Comments(0)

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