澄んだ一瞬

澄んだ一瞬_f0121181_055484.jpg
OLYMPUS E-3 & ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0



シャッタースピード 1/50
絞り F8.0
撮影モード 絞り優先
露出補正値 ±0.0EV
感度 ISO100
焦点距離 7mm(35mm換算14mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio 3.0
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


このレンズのすごいところは、これだけ強烈なパースペクティブを持ちながらほぼ完璧に歪曲収差が補正されているところ。
作例ではカメラを若干上に向けているのでちょっとわかりづらいですが、カメラをきっちり水平にすると、周辺に配置された直線の被写体がほぼ真っ直ぐに写ります。

歪曲を犠牲にしてもズーム倍率を稼いだ12-60とはある意味対極にあるレンズと言えるかもしれません。

そういう意味で考えると、12-60と大きく焦点域がかぶる11-22はやはり存在意義はあるのかもしれないですね~
11-22は残念ながら使う機会が未だないのですが、話に聞くと7-14に負けず劣らずかなりしっかりと歪曲は補正されているようですので…
ただ、その価値観がユーザーに伝わるかどうかは別問題ですが…

じつは7-14を購入する際、11-22とどちらにするかちょっとだけ迷ったのですが、結局12-60との組み合わせを考慮してコスト高な7-14を選んでしまいました。
まあ、あの大きく張り出した前玉にほれ込んで買ってしまったというのもあるのですが…

7-14…やっぱり面白いレンズです。

by ki_ex | 2007-12-18 01:24 | 街並 | Comments(2)

Commented by kohkyukun at 2007-12-18 23:21
こんばんは。
これまた日常にない、しかし日常感が溢れるいい画ですね~
おっしゃる通り強烈過ぎです(笑)
こうゆうの凄い好きですよ~^^
益々街撮りしたくなってきました!
Commented by ki_ex at 2007-12-19 00:07
>kohkyukunさん
このレンズで広大な自然を撮るのもいいですが、どちらかというと街撮りのほうがあってるかもしれないですね~
実際、建築写真撮る人にも愛用されていることが多いみたいです。
キヤノンのTSEと並んで手放せない一本と言っている人もいました。
ただ、惜しむらくは大きくて重い…
もっと軽ければ気軽に街撮りに持ち出せるのですが…(ーー;