お狐様
OLYMPUS E-420 & ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8
シャッタースピード 1/60
絞り F2.8
撮影モード プログラム
露出補正値 -1.0EV
感度 ISO100
焦点距離 25mm(35mm換算50mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio 3.0
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0
今日、久々にカメラ雑誌を立ち読みしたのですが、E-520の高感度特性なかなか高い評価がされてました。
KissX2、D60、α350、K200Dといった、中級機に近い入門機の比較だったようで、これまで対APS-C比較ではフォーサーズは高評価を受けたことがなかったのですが、今度ばかりは健闘しているようです。
私が感じた評価があながち間違いでもなさそうなので、ちょっと一安心。(笑)
もっとも、この手の雑誌の評価の常でJPEG画像での比較ですので、どこまで信憑性があるかは疑問なのですが…
私がこのところこの手の雑誌を見なくなった理由がこれで、結局のところ画像処理エンジンを通した画像での評価しかしていないので、あまり参考にならない。
カメラの使い勝手とかは店頭で触ればある程度は理解できるので、後はこうした雑誌で仕上がりの程を見てみたいところなのですが、「高感度がいい」と評価されたカメラが実はただ単にノイズ処理がデフォルトで強めにかかっているだけで、実はRAWデータの段階ではそれほどでもなかったりするので、特に私の環境ではあまり意味がない…
確かに多くのユーザーがRAWよりもJPEGを使うと思うので、そうしたユーザーに合わせてJPEGの仕上がりを評価…というのもわかるのですが、カメラそのものの絶対性能を測るのであれば、RAWでの評価ってあってもいいと思うのですが…
まあ、ソフトウェアもカメラの性能のうち、といわれてしまえばそれまでなのですが…
こんなことを考えるようになったのは、実は*istDSを使い始めてからです。
*istDSのRAWデータはそれまで使っていたE-300やE-410のRAWデータとは明らかに違う、質の高さを感じました。(ノイズに限らず)
このあたりが撮像素子サイズの小さなフォーサーズの限界なのかな~…と思っていたら、E-3では見事に*istDSで感じたようなRAWデータの質の高さを感じることができました。
そして、今回のE-420…
そう、フォーサーズも実はRAWデータのレベルでは飛躍的に質が上がっているのです。(もっとも、あくまで私の感覚ですが…)
ところが、このあたりに言及しているライターさんって、WEBも含めて皆無なんですよね~…
画像処理エンジンに送られる前のプリミティブな部分ですので、とっても大事なところだと私は思うのですが…
プリミティブといえばちょっと話はそれますが、フォーサーズとFoveonってどちらもこの「プリミティブな部分での画質追求」がコンセプトなんですよね…
フォーサーズはレンズで(というか、レンズと撮像素子の関係性で)、Foveonは撮像素子で、というアプローチの違いはありますが、どちらも元になる光の情報をより忠実に再現しようとする試み。
こういう試みはとても好感が持てますので、どちらもがんばって欲しいです。
by ki_ex | 2008-06-23 02:27 | 名所・旧跡 | Comments(6)
私が知っていた、それもほんの少しのことなのですが、古代の話のような気がしてきます。
技術の進歩ってすごいと言うしかありません。
今日もスマイル
現状は評価のしようが無いんだと思います、現像エンジンが多様なので。
純粋にダイナミックレンジXXdB、S/N比oodBとかを調べられれば良いのでしょうが、
まるでオーディオの世界みたいです。(笑)
同様に、数値では表せない世界でもあるので何とも難しい所でしょうか。
(モニター、カラーマネージメント等も絡んできますし)
ただし、RAW現像の評価をしないと言う事はイメージャーの性能(画作りとは微妙に違うのですが)
の半分以上を評価の対象としていないと思いますので、ここは是正していって欲しい所です。
私がRAWオンリーになったのは、E-1でRAWをコンピュータで現像した方が良い画になったからです。
E-3ではまともにJPEG撮影した事がありません。(笑)
はじめまして…でよろしかったでしょうか?
間違っていたら申し訳ございません…(^^ゞ
本当に今の進歩のスピードはすごいですよね~…
よくよく考えたら、私がフィルムで写真やっていたのもそんな大昔というわけでもないんですよね…
本当にすごいことです。^^
なるほど…
確かにデータフォーマット自体も各社ばらばらですし、数字では表せないだけに難しいかもしれないですね…
それでも、感覚的なところでもいいので語ってくれるライターさんがいるといいのですが、それだとメーカーからクレームが入りそうでしょうか…(笑)
最終的な画像処理エンジンをひっくるめたカメラの評価もこれはこれで大事だと思うのですが、これだけRAWが一般的になってきたら無視するわけには行かないと思うのですけどね~…
キヤノンだとDIGICが優秀なので、JPEGの方が結果がいいかもしれないですよ~^^
オリンパスでも下手にRAWから現像するよりも、しっかりと調整した状態でJPEG一発撮りの方が結果がいいです。
ただ、AWBが不安定だったりするので、なかなかJPEGだけでという気にならないのですが…(笑)
デジタルの場合はもうソフトウェアもひっくるめてカメラの性能と考えるしかないでしょうね~…
RAW撮りしておけば好みに応じてソフトを切り替えたり、将来的に優秀なソフトがリリースされれば、過去に撮り溜めしたデータが蘇る可能性もあるので、私はRAW使ってますが、カメラ内臓のソフトウェアもなかなか優秀ですよ~^^