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OLYMPUS E-3 & ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO



シャッタースピード 1/250
絞り F3.5
撮影モード 絞り優先
露出補正値 +1.7EV
感度 ISO100
焦点距離 35mm(35mm換算70mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro Beta
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


今日は生憎のお天気でしたが、午前中、雨が降る前にちょっとだけE-3と35マクロの組み合わせでこの間のコスモス畑で撮影していました。

めったにないこの組み合わせですが、たまにやってみるとなかなか面白いです。
ボディのレスポンスにレンズがついてこれていないような感覚はあるのですが、普段、重いと感じていたE-3が35マクロと組み合わせると意外なほど軽いことに気がつかされ、いつもと違った気分が味わえます。

雨が降り始めた午後からは、またSILKY Proを使ってみたのですが、やっぱりこれは良いですね~…
これまでのバージョンでは、今日のような天候だとなかなかいい仕上がりにならなかったのですが、Pro版ですと面白いように思い通りの仕上がりが得られます。
曇天で光が弱い環境だと、どうしても思い通りの色が出なかったり、思い通りのトーンがでなかったりで、それを無理に出そうとするとどこかで破綻するということが多かったのですが、Pro版ではこれがほとんどありません。
今日の写真も実はもっとトーンの出方が荒くて、これまででしたらあきらめていたカットだったのですが、Pro版がきっちり救出してくれました。

なんといっても一番貢献度が大きいのは、新しく付加された覆い焼き機能。
これはやっぱり秀逸です。
これまではトーンの調子を整えるのに、トーンカーブやコントラスト調整を駆使してあれこれやっていたのですが、整えたい場所が良くなると他が破綻したり、かえって悪くなってしまったりというジレンマに悩まされ、結局どこかで妥協するしかありませんでした。
しかし、覆い焼き機能では、既に良い調子の場所はそのままに、調子がイマイチなところだけが良くなってくれるので、ほぼ理想の仕上がりになってくれます。
先日申し上げたとおり、通常の覆い焼きとは異なり、任意の場所を選択して適用する仕組みではないため、状況によっては意図しない仕上がりになってしまうこともあるのですが、その場合は覆い焼きプラストーンカーブ、覆い焼きプラスハイライトコントロールと、従来どおりの手法を組み合わせることで、ほとんどの環境でよい仕上がりを得ることができます。

これは面白い…
これまではあきらめてたカットもこれなら充分復活できそうです。

by ki_ex | 2008-10-24 01:17 | | Comments(0)