夏の忘れ物

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OLYMPUS E-30 & ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5



シャッタースピード 1/200
絞り F4.0
撮影モード 絞り優先
露出補正値 ±0.0EV
感度 ISO100
焦点距離 54mm(35mm換算108mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


噂どおりになりましたね~…GXR…
まさか本当にやるとは…
というか、この名前、どうしても私はバイクを連想してしまうのですが…(笑)

それにしても、レガシーフォーマットに縛られることのないリコーならではの発想で、この噂をはじめて聞いた時には私も「面白そう」と思ったのですが、いざ出てみると…
う~ん…今の時点ではなんとも…

センサーユニットごと交換してしまおうというアイデアはとっても良いと思われます。
かつてフィルムを適材適所で選べたように、使うセンサーを適材適所で選べるというのはなかなか面白い。
センサーユニットとレンズを一体化するのも良いと思います。
特殊な例を除いて全社、全機種同じフォーマットを使用していたフィルムの時代と違い、センサーベンダーとの生産上の制約はあるものの、基本的にフォーマットを自由に選べるデジタルでは、使用するフォーマットにあわせてレンズを専用設計できるのが理想ですから、この構造はとても理にかなっていると思います。

でもですね…
ユーザーとしてはこういうギミックを組み込んで高価、かつ複雑な構造となるよりは、レンズもセンサーユニットも固定式で、趣味性の高い普通の構造のレンズ固定式のカメラを複数種類出してくれたほうがメリットがあるような気がするのですが…
というか、DP1のようなカメラに対してのアドバンテージがいまいちピンとこないのですよね~…
ようは、私たちが今までの感覚で「カメラ」と呼んでいたものはレンズユニットそのものなわけで、このGXRで「カメラ本体」にあたるところは単なる「インターフェースユニット」といえるわけで、それならばカメラ本体をごっそり入れ替えるのと大差ないのでは?

う~ん…
今後のレンズユニットの拡充次第で魅力的なシステムに化けそうな気はしますが、今の時点ではなんともいえないですね~…
A12ユニットは確かに魅力的ですが、これならばマイクロフォーサーズの方がいいような気もしますし…
光明があるとすれば、リコーが比較的サードパーティーの参入に寛容そうというところでしょうか。
仕様のオープン化の考えはないものの、魅力的な企画があれば公開するとのことですから、シグマあたりがFoveonのユニットをリリースとか、ありえないとは思いますが、マイクロフォーサーズ規格のユニットとか、ライカMマウント互換のユニットとかも面白そう…

おおっ!そうやって考えると将来性はありますね~…
リコーとしてはレンズとセンサーは一体式を想定しているようですが、構造上必ずしも一体である必要はないわけで、そうなると様々な可能性が…
ん?いや、それなら何もGXR用のユニットでなくても、そういうカメラを作っちゃってもいいのか…

いや~…やっぱりわからない…
新しい試みは大歓迎ですが、理解するには少々時間がかかりそうですね~…
歳とともに頭が固くなったのかな…(笑)
いずれにせよ、面白いカメラだというのは理解できますが…

by ki_ex | 2009-11-11 00:00 | 自然 | Comments(0)