流離

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OLYMPUS E-PL1 & TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO(272E)



撮影日時 2010年10月03日 11時49分07秒
シャッタースピード 1/500
絞り F4.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -0.7
感度 ISO100
焦点距離 90.0mm(35mm換算180.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop CS5


撮影データのF値、曖昧な記憶頼りなのでちょっと怪しいです…
マウントアダプター使ってもExifデータ記録できたらとっても便利なんですけどね~…

検察審査会とかいう怪しい団体が小沢さんの強制起訴を決めたそうで…
今日まで的はずれな検察批判を繰り返してきたマスコミはまた一気に小沢批判に走るのですかね~…
まあ、この展開は予想できたことですが、この国は悪人顔で悪いことをしていそうだというだけで犯罪者に祭り上げられる恐ろしい国だというのが実感として感じられて、空恐ろしさを感じます…

そういえば、日米地位協定で日本で犯罪を犯した米国軍人が米国の法律により保護されているのは、日本のこうした魔女狩り的な司法制度にあると聞いたことがあります。
ようは、極東の辺境の野蛮な国で、いくら罪人とはいえ権利を持った米国軍人の処遇を任せるわけにはいかない、ということらしいです。
中東で傍若無人な振る舞いをする野蛮人が何を言ってるんだと言いたくなるところですが、この一連の流れを見ていると米軍の言い分にも妙に納得してしまいます。

つまらない話はこれくらいにして、今日のタムロン90mmマクロ、通称タムキューについて…

このレンズ、フィルム時代から一度は使ってみたいと思っていたレンズ(当然、当時は今のモデルと違いますが…)でして、ようやくこうして手にすることができました。
まあ、これまでも機会はあったと思うのですが、優先順位の問題でなかなか手が出なかったというところです。
で、なんでこのタイミングかというと、実はそもそもこのレンズを購入する予定なんて全然なくて、この間、E-30を売りに出した日、D5000に組み合わせるレンズを35mmF1.8Gかもしくは28mmF2.8Dにしようと考えていたのですが、予想外にE-30が高値で売れてしまったので、であれば…ということで、投入する予算を上乗せしてご購入と相成りました。

ちなみに、購入したのは実はD5000ではAFが効かない、ボディ内モーター駆動の方です。

いつもお世話になっている某マ◯プカ◯ラさんでショーケース越しに眺めること十数分、意を決して美人の店員さんに「これ見せてください」と声をかける。
「ボディお持ちでしたらどうぞ試してみてください」というお言葉に甘えて、購入したばかりのD5000に取り付けてみる。
…?…
AF効かない…
壊れているのか?と思い、店員さんに「これ、壊れてない?」と聞こうと思った寸前、「おおっ!D5000にはボディ内にモーターがないっ!!」…
危ない…ギリギリセーフでした…
危うく美人さんの前で恥をかくところでした…(笑)

D5000でAF効かせるためには、絞り輪のないレンズ内モーターのタイプを選ばないといけないのですが、そうなるとマウントアダプターでの使用やFMなどの古いフィルムカメラでは実質使えなくなる。(とりあえずマウントはできるので、絶対使えないわけではないですが…ノボフレックスのマウントアダプターなら、絞り輪がなくても絞りコントロールできますが、高い…)
なので、優しい店員さんはレンズ内モーターのタイプも「同じ値引率でご提供しますよ~」と言ってはくれたのですが、結局絞り輪付きの方を選びました。
そもそもタムキューはE-PL1で使ってみたいと思っていたレンズですからね~…

そんな経緯で手に入れたタムキューですが、やはりこのレンズ、評判通りいいですね~…

描写はどちらかというとカリカリに解像して緻密に見せるタイプというよりは、自然な解像感で硬すぎず柔らかすぎず、傾向としてはZDの50マクロに近いような印象でしょうか。
まだF値ごとによく分析できていないので、もしかしたら絞り込んで撮るとまた違った印象かもしれませんが、少なくともF5.6以下ではそんな印象です。
なので、どうやら肩透かしを食らいそうなZDの100mmマクロの代替えとしてはベストかも…

ピントリングの大きさ、回転フィーリングはおそらく純正メーカー品を含めてもAFレンズの中ではピカイチ。
MFレンズほどではないにせよ、適度なトルク感とダイレクト感があり、左手の微妙な動きでスッとピントが合う様はとても気持ちがイイ。
リングの回転角が若干シビアですが(回転角が狭いので、ちょっとの回転で敏感に反応する)、それでも使いづらいと感じることはなく、とってもコントローラブルです。

意外だったのは、私の勝手な印象で、とても重たいレンズだと思っていたのですが、手に持った感じはとても軽く、E-PL1と組み合わせるとバランスもいい。
これでしたら、辛い姿勢を強いられるような手持ちマクロや、手持ちでのライブビュー撮影でもかなり重宝するのではないでしょうか。
その上描写はズッシリと重い高級レンズ並…

う~ん…
こんなに良いレンズならもっと早く手を出しておくべきだった…

最初のテスト撮影では、絞り開放で若干の倍率収差が確認できたのですが、それ以降の撮影ではほとんど見られず、このあたりはもう少し研究が必要そうです。
絞り値毎の描写の違いも近々テストが必要だと思いますが、あくまでもレンズの特性を知るためのテストで、描写の良さはテストするまでもなく充分確認できました。

このレンズが中古市場で実質3万円前後で手に入るのだから、コストパフォーマンスはかなり高いのではないですかね~…
久々に良い買い物をしたと実感できるレンズではないかと思います。

by ki_ex | 2010-10-05 01:17 | 動物 | Comments(2)

Commented by ikasama-photo at 2010-10-07 19:11
タム9、いいですよね。
私は700につけているので画角が合わない時もありますが、
ここぞという時にはびしっとした画を見せてくれると思います。
…と、引っ越したために自宅でのネットが使えなくなり、
またこっそり職場からです。
早く整えないと…(笑)
Commented by ki_ex at 2010-10-08 01:01
>ikasama-photoさん
このところ更新のペースが落ちておられるようでしたが、お引越しされていたのですね~…
お忙しい中ありがとうございます。^^
タムキューはお持ちになってると伺っていましたので、ずっと気になってはいたのですが、本当に良いレンズですね~…
もっと早くに手に入れておけばよかったです…
特に、これだけ描写がいいのに、軽くてコンパクトなのがとっても気に入りました。