Rebuild of '夕暮れ散歩'

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OLYMPUS E-30 & ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 MACRO



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撮影日時 2009年05月23日 15時28分40秒
シャッタースピード 1/60
絞り F2.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -0.7
感度 ISO100
焦点距離 50.0mm(35mm換算100.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop CS5


「Rebuild of memories」最終日です。
この更新をもってまるまるブログ開設4年が経ちます。
いや、本当に自分で言うのも何ですが、よく続けてこれたな~…
自分の文章力の向上、写真力の向上、継続力の向上を図るために「1日1枚必ず更新」という自分ルールを決め、システム的なイレギュラーを除いては欠けることなく続けることができました。
それもこれも、見てくれている人がいるということがとても大きな励みになっていたと思います。

改めて当ブロクを見ていただけている方々に厚く御礼申し上げます。

ということで、何か最終日にふさわしいカットを…と思ったのですが、この一年を振り返って、ネット上でもリアルでも、たくさんの方々にご心配をおかけしました妻の写真を選んじゃいました…
なので、今日は写真の話よりもどちらかというとご心配をおかけした方々へ近況報告ということで…
ちなみに、元記事はこちらです。

今のところ妻との関係は…
かな~り微妙です…
相変わらず家庭内別居状態は続いているのですが、かと言って完全に冷え切っているかというとそんなこともないですし、かと言ってヨリが戻りそうな気配があるのかというと全くそんな様子はないし…
強いて言うなら、比較的仲の良い同居人みたいな状態です。
「比較的」ってところがこれまた微妙なんですが…

一度は完全に縁を切る覚悟も出来ていたのですが、その心構えが整った頃、彼女の方から家に戻りたいという申し出がありました。
当初は「もう一度夫婦として…」ということだったのですが、彼女の話をどう聞いてもあまりに承服しかねる内容だったため、夫婦としてやり直すことはきっぱり断りました。
ただ、彼女の病のこともあり、生活が厳しいことも知っていたので、毎月払える範囲で構わないから光熱費を支払うという条件付きで戻ることを許可しました。
光熱費は別にお金が欲しいわけではなくて、二人の距離の証しみたいなものなんですけどね…

そんなこんなで妻との「そこそこ仲の良い他人同士の同居」生活がはじまった訳ですが、つい最近までつまらないことで小競り合いが起こることもしばしば…
大体が彼女の不用意な言動に私が腹を立てるというパターンが多いのですが、そんなことが起こるたびに「自分は何を期待してるんだ?」と自問自答して自己嫌悪に陥ることを繰り返していました。

そんな生活がしばらく続いたのですが、ある時ふと思ったのが、「妻はもしかして今現状の異常な状態をちゃんと捉えきれていないのではないか」ということ。
そう考えると、これまでの彼女の不可解な言動はすべて説明が付く。
そして、私は本来、もっと早い段階でそのことに気が付き、それ相応の対処をしていたらこのような状況にはなっていなかったのではないか…

妻は心の病を抱えていて、彼女もそのことは認識しています。
ただ、認識はしていても自分の心をどうコントロールしたらいいのかは全く理解できずにいます。
このため、普通の人なら気にならないことが異様に気になってしまい、そんな風に気になっていることが自分自身でおかしいと思いながらも、その感情をコントロールすることができない。
コントロールできなくなった感情はそのまま暴走し、おかしな言動を発してしまったり、それを無理に抑えこもうとして心に過大な負荷がかかるのが彼女の病状です。

私が一番いけなかったのは、彼女の病を知った後、あたかも病に対して理解したふうな事を言っておきながら、何でもかんでも病気のせいにする妻に対して「本当に病気のせいか?」と心の片隅に猜疑心を持っていたことだとその時認識しました。
そう考えると、まるで足りなかったジクソーパズルのピースがきっちり収まるように、それまでずっと疑問に感じ、つながらなかった点の一つ一つが一本の線になったのです。

まあ、このあたりの感覚は私の乏しい文章力でお伝えするのは困難なので、ご理解いただけないかもしれませんが、少なくとも私の思慮の無さ、強いエゴがこのような事態を招いている一因であると気がつかされたのです。
ま、今更気づいても時遅しなんですけどね…

そんなこんなで、今では妻のおかしな言動も全く腹は立たなくなりました。
むしろ、そんな彼女を見守っているような状態が続いております。
上記のとおり、未だ微妙な関係は続いてますし、すでにこうなってしまった以上、元に戻ることは難しいと思いますが、どのような結果になろうとも、これから先も無理せず流れに身を任せながら見守り続けたいと思っています。

なんだかんだ言いつつ、結局のところ私は妻のことが好きなんですよね…
まあ、彼女が自分の事をどう思っているのかは知りませんが…

なので、この先、やっぱり別れて別々の道を歩むのか、それともヨリを戻すのか、はたまた今の微妙な状態が続くのか、どうなるかは全くわかりませんが、どのような結果になっても受け入れられる体勢は整ってますし、どのような状態になっても自分が取るべき行動は見えてきたような気はするので、まあしばらくはいろいろご心配をおかけするかもしれませんが、暖かく見守っていただければ幸いです…

なんだかまとまったようなまとまっていないような文章になってしまいましたが、このブログはどんなことがあっても体の続く限り続けていくつもりでいますので、これからもお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

by ki_ex | 2010-12-19 02:12 | Rebuild of my memori | Comments(2)

Commented at 2010-12-19 22:20 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ki_ex at 2010-12-19 23:45
>鍵コメさん
いつもいつもありがたいお言葉本当にありがとうございます。
またあれこれご心配おかけするかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。m(_ _)m