夕暮

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OLYMPUS E-PL1 & Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4 SC



撮影日時 2011年02月18日 17時05分16秒
シャッタースピード 1/40
絞り F4.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -2.7
感度 ISO100
焦点距離 35.0mm(35mm換算70.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro 5 Beta
WEB最適化処理 Photoshop CS5


「夕暮」というと暖かくて柔らかい雰囲気を想像しがちですが、こんなちょっと緊張感を伴うような夕暮もいいかな…と思いまして…
子供の頃に感じた「夜が訪れようとする恐怖感」と「早く帰らなきゃ」という緊張感を演出してみたのですがどうでしょうね~…
ちなみに、「夕暮れ」と送り仮名を入れるとちょっと緊張感が削がれるように感じたので、あえて送り仮名のない「夕暮」にしてみました。

久々に真面目な話…というか、普段もそれなりに真面目なのですが…(笑)

建設が問題視されている山口県の上関原発で、中国電力は反対派の監視の目を盗むように夜中の2時半に工事を強行したのだそうな。
その様子は反対派の方々によってユースト中継されたのだそうな…
詳しくはこちらまで…

これまでにも電力各社は防衛施設庁並の非人道的な強硬手段で原発の建設、稼働をむりくり強行しており、かねてから「本当にこんなにたくさん原発必要なのか?」と疑問に感じていたのですが、この事件に絡んでこんな記事も見つけました。
原発がどんなものか知ってほしい

原発のプラント配管技術者として従事されていた方の告白のようで、あまりに強烈すぎてにわかに信じ難いところもあるのですが、話の辻褄は不気味なほどぴったり合うと感じたのは私だけでしょうか。
これまでは乱造される原発に疑問を感じつつも、「でも、多少は必要だよな…」などとのんきな感覚で捉えていたのですが、もしこれが本当だとしたら、「多少不便になってもいいから今すぐ炉を止めろ!!」というのが多くの人達の常識的な感覚ではないでしょうか。

これまでにも炉内の危険な作業に、身寄りのない日雇労働者を使い捨てのように利用するなど、電力各社の非人道的な所業の噂は耳にしており、そんな鬼畜のような企業姿勢をひた隠しにするような爽やかなテレビCMを見るたびに反吐がでる思いだったのですが、これからは電力会社のマークを見ただけで吐き気をもようしそうです。

「原爆の図」で有名な丸木美術館では、私が小学生か中学生の頃だったと記憶していますが、日本の原子力政策に反対の意を示すため、美術館内の電力を電力会社に頼ることなく、当時、まだ技術的にも未熟だったはずの太陽光発電システムを取り入れていました。
自宅から歩いていけるくらい近かったので、母に連れられてよく訪れたのですが、おかげで館内は薄暗いし、空調も効かないので夏場は蒸し暑いはで、子供ながらに「ここまでする必要あるのかな?」と思っていました。
しかし、今なら丸木位里先生、俊先生が伝えたかったことがよくわかるような気がします。

もし、自分たちの生活が、今尚増え続ける炉内作業従事による被爆者の命の元に成り立っているのだとしたら、それでも「原発は仕方ない」と言えるだろうか。
それどころか、更に原発を増やし、建設予定地付近住民の命を脅かそうとしている電力会社、電力利権に群がる官僚、政治家…

前々から日本の原子力政策はおかしいと感じていたのですが、おかしいどころか「狂っている」と断言していいかもしれません。
そしてまた、私達自身も電気に頼りっきりの生活を見直す必要が来ているのかも…というより、もうとっくの昔に来ていたのに気づいていなかっただけかもしれません…

by ki_ex | 2011-02-22 01:55 | 夕景 | Trackback | Comments(8)

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Commented by ikasama-photo at 2011-02-22 23:59
大体、高速増殖炉は、当初こそ「燃料が燃料を生む」とか言われて
夢のエネルギー扱いされていましたけど、
冷却にナトリウムを使う、と言われた段階で、
ナトリウムを水に入れてみたことのある私は、
絶対事故が起こるに決まってるじゃん、と思いましたが。
絶対安全、という変な自信はどこから出てくるんでしょうかね。
では今の高エネルギー社会をどうするのか、という問題が立ちはだかる訳ですが…。
Commented by ki_ex at 2011-02-23 00:34
>ikasama-photoさん
真偽の程は定かではないのですが、そもそも「原子力が無ければ電力を賄えない」ということ自体、数字のマジックで誤魔化した虚言との噂も…
大体にして、建設から運用、廃炉、放射性廃棄物の処分等々、トータルで見たらコスト的にも環境的にも火力発電所のほうが良いということも言われておりますし、水資源の豊富な日本であれば小規模な水力発電所を地域供給に限定して各地に建設すれば、かなりの電力をカバーできそうな気がするのですが…
何よりも、新潟沖地震で柏崎刈羽原発が停止した際、都内の電力は危機的に不足するなんて言われていましたが、一度として供給不足で停電したことなんてなかったですからね~…
世界的に見ても、プルサーマルは殆どの国が計画を凍結、もしくは廃止してますし、ヨーロッパでは将来的に原子力に頼らないと宣言している国も出てきてます。
本来であれば、被爆国である日本が率先してこうした方針を打ち出すのが本来だと思いますが、全く逆行する現状はどう考えても異常と感じざるを得ません。
Commented by ikasama-photo at 2011-02-24 00:55
どうも日本はオイルメジャーにいいように抑えられているような…。
原油が枯渇する、と言われて原子力に多額の投資をさせられるように仕向けられながら、
結局うまくいかず高い原油を買わされる、という。
水素燃料も、カニの国が横やりをいれるせいで中々進みませんしね。
やれ爆発するのコストが高いの言われますが、
ガソリンだって爆発はしますし、コストもそのうちどうなるか分からないですし。
いい加減踊らされずに将来を見据えた技術開発をしてもらいたいですね。
幸い水素の材料は我が国は豊富ですから、エネルギー技術国化もできるかも知れないのに…。
Commented by hiro-jt at 2011-02-24 21:47 x
こんばんは。
原子力発電は別腹、なんですよね悲しいかな我が国は。
放射能の恐ろしさをいやと言うほどたたき込まれているはずなのですが発電となるとすべて忘れてしますね、原理は同じなのですが…。
原子力にかける予算を他のエネルギー開発に投入できればきっと違った未来が来るような気がします。
でもNEDOも問題ありなのですが…。
今の行政、どこを切り出しても問題ばかり、この国は一体何処へ行くのか、不安でたまりませんね。
Commented by ikasama-photo at 2011-02-25 01:12
それはそうとこの写真、
私は怖さというより、
「そろそろ晩ご飯だから帰ってらっしゃい」
的な温かみを感じたのですが。

ひょっとして、実際にこの木立の中に立つと
「怖さ」を感じる雰囲気だったのかもですね。

それにしても、国民一人一人はこれだけこの国の何かがおかしいと思っているのに、
どうしてそれが是正される方向に動いていかないのでしょうね。
そういうことを期待された現政権だったはずなのですが…。
Commented by ki_ex at 2011-02-25 02:01
>ikasama-photoさん
本当に、政府が絡むとどういう訳か万事がおかしな方向へ進んでいく様はがっかりしますね…
一部の権益者や某国の顔色伺うばかりで国が良い方向に向かうはずなど無いのですが…

>「そろそろ晩ご飯だから帰ってらっしゃい」
>的な温かみを感じたのですが。
あ、こんなのも含まれてます。^^
あのほっとする感覚というか…
感じていただけて嬉しいです~♪
Commented by ki_ex at 2011-02-25 02:11
>hiro-jtさん
本当に不安ですね…
取り返しの付かない事態にならなければいいのですが…
特に原子力については一度事故が起これば日本だけの問題ではないですからね~…
どうにかならないものか…
Commented by ki_ex at 2011-02-25 08:33
>hiro-jtさん(追記)
地震大国なのにその経験を他国の支援に活かさない、被爆国なのに自国のエネルギー政策に活かさない…
なんだか似てますね…
この国の病巣はこの二つの事案が象徴的に現れているような気がします。