夏の忘れもの

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OLYMPUS E-P3 & M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8



撮影日時 2011年10月16日 14時56分11秒
シャッタースピード 1/320
絞り F2.8
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -1.3
感度 ISO200
焦点距離 45.0mm(35mm換算90.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro 5
WEB最適化処理 Photoshop CS5


このところ体調悪いくせに夜更かししてどんどん悪循環にはまり込んでいました。
今日こそ改善せねば…

ということで、サラっといきたいと思いますが、キヤノンからようやく噂の超弩級機が出ましたね~…
なんていうか、こういうのを見せつけられると、ニコン、キヤノン以外のメーカーはこういうプロシューマ機は真正面切って勝負しちゃいけないみたいなオーラを感じます。
もしこの2社に対抗したいと思うなら、それ相応の覚悟が必要かと…

デジタルの時代になって…というか、もしかしたらAFが主流になって以降かもしれませんが、度々カメラはスペックが全てだというニュアンスで語られるシーンが見受けられますが、私はそれに異を唱えます。
ようは、どんなに高スペックでもプロシューマ機とは成り得ないし、多少部分的に他製品にスペックで劣っていたとしても、プロシューマ機として評価されることもある。
じゃあ、プロシューマ機とコンシューマ機の違いってどこにあるのかというと、どれだけ幅広い撮影環境に対応できるかどうか、ここにあるのではないでしょうか。

試しに、ニコン、キヤノンのフラッグシップ機と、その他のメーカーのフラッグシップ機と、オプションの数を数えてみればわかると思います。
圧倒的にニコン、キヤノンの方が多いはずです。
オプションが多いということは、それだけ様々な撮影シーンに対応する準備ができているということで、この姿勢があるかどうかがプロシューマ機とコンシューマ機の違いだと私は思っています。

じゃあ他のメーカーもそれだけオプションを増やせばいいのでは、と思うかもしれませんが、それは難しいと思います。
まあ、私はカメラメーカーの中の事情なんて知りませんので、あくまで想像でしかないのですが、そうしたオプションの中にはほんとに特殊な環境でしか使わないようなものも含まれており、そうしたオプションを製造、販売するにはそれなりの商売上のリスクを負わないとならない。
純正のシフトレンズを用意してるのが現状ではニコン、キヤノンしかない(と記憶しているのですが…)あたり、そのことを物語っているのではないでしょうか。
では、何故ニコン、キヤノンにはできて他メーカーができないのかというと…
そのあたりはあれこれ歴史を語らなければならず、このまま書き連ねていったら朝まで掛かりそうですので、このあたりはいずれまたの機会に…(笑)
ただ、ひとつ言えるのは、いつの間にかこの2つのメーカーがプロの要望に応える責務を負ってしまったということでしょうね~…

こんな風に私は考えているので、カメラの評価をする時もそのあたりを差し引いて評価してます。
私がスペック偏重に感じるカメラを高く評価しない理由もこのあたりにあるかもしれないですね…
大体にして、高スペックなカメラは私が評価しなくても他に沢山の人が評価してくれるし…(笑)

どんなに優れたスペックのカメラでも、シャッター切らなかったら単なるガラクタ。
どんなにボロいカメラでも、ついついシャッター切りたくなるカメラというのは、それだけで値千金なのです。
なんて、超弩級カメラが発表された晴れの日にこんなうんちくをたてれみました~(笑)

by ki_ex | 2011-10-18 23:12 | 自然 | Comments(0)