春間近

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OLYMPUS E-P3 & SIGMA 30mm F2.8 EX DN



撮影日時 2012年03月25日 08時23分19秒
シャッタースピード 1/400
絞り F4.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -1.7
感度 ISO200
焦点距離 30.0mm(35mm換算60.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop CS5


しまった…
昨日のカットと構成、配色が似たカットを選んでしまった…

先日のグダグダな画質の話の補足。

で、じゃあ、その基準でカメラを評価するとなるとどのカメラが良くてどのカメラがダメなのかという話ですが、まあ、ダメな方は明言すると何かとカドが立つので、良い方を…

シャドーの階調特性ということに特化して見渡してみると、カメラごとと言うより概ねカメラメーカーごとに傾向が分かれるのですが、なんといってもダントツにいいのはシグマ。
おそらくこの一点に着目するならば、今のところこれ以外の選択はないと思います。

よく、シグマユーザーの方がモノクロを好んで使われるのを目にすることが多いですが、これは別にシグマの発色がじゃじゃ馬だからではなくて(半ばそれが理由の時もあるかもしれませんが…(笑))、この階調性の高さが大きな理由です。
色でごまかすことができないモノクロ作品は階調性が生命と言ってもよく、この善し悪しで作品の善し悪しが決まってきます。
なので、シグマのFoveonの描写はモノクロ作品には親和性が高いのです。

次点で良いな~…と感じるのはリコー、その次にペンタックス、もしくはオリンパスくらいな感じでしょうか。
ただ、シグマとリコーの間には結構な開きはあると思います。
リコーは画質の良さで評判の高いSニー製センサーを採用していると言われていますが、このあたりはやはりベイヤー配列センサーの限界なのかもしれないですね~…

Foveonはとかく解像感ばかりが取りざたされますが、階調性も半端なくいいのですよ。
このことは、DP2xとD700で全く同条件で撮影したカットが、DP2xの仕上がりに対してD700が全く歯が立たなかったのを目の当たりにして確信しました。
フルサイズ機がコンパクトカメラに太刀打ちできなかったのです。(これくらいは言っちゃっていいよね?(笑))

ま、当然のこと、私が今手元に残しているカメラのメーカーはどこも概ね良いのですが、その中でもシグマは群を抜いています。
また、これらのメーカーが、どこも小規模ながらも長きに渡って写真文化を大事にしてきたメーカーだというところも面白い傾向ですね~…

by ki_ex | 2012-03-26 01:33 | | Comments(0)