夏の風

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Lomography BELAIR X 6-12 & Lomography BELAIR X 6-12 F8/90mm



撮影日時 2013年06月22日 13時12分43秒
シャッタースピード 不明
絞り F16.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 ±0.0
使用フィルム lomography COLOR NEGATIVE 400
感度 ISO400
焦点距離 90.0mm(35mm換算34.8mm)
測光方式 外光式
スキャン EPSON GT-X970
スキャニングソフト SilverFast 8
WEB最適化処理 Photoshop CS5


じっとりと重たく湿った空気をゆったりとした風が押し流す。
汗ばんだ肌が一瞬だけ涼やか。
夏がはじまった。



ベルエアはこれで2回めかな?
いわゆるロモのトイカメラですが、なかなかおもしろいですよ~

ちなみに、今日のフォーマットはベルエアで撮影できる最大サイズの6✕12です。
ま、6✕12といっても、マスクのサイズがいい加減なので、実質は5✕10くらいなのですが…

このカメラ、とにかく造りはいいかげん。
一応、レンズ交換できたりするのですが、そのレンズはプラスチック製で収差でまくりだし、ピントは目測…なのですが、そもそもレンズに刻んである距離指標そのものが当てになるのかわからないし、レンズごとにビューファインダーがついてて、6✕12以外にも6✕6、6✕9のフォーマットにも対応するので、それぞれのフォーマット用にフレーム枠が切ってあるのですが、接眼するとその枠がぼやけて見えないという…(笑)
ほんと冗談みたいなカメラです。

露出制御は絞り優先専用…とは言っても、レンズマウント横に設けられた受光素子に入る光の強さに応じてシャッタースピード変えているだけなので、信憑性はかなり低い。
その上露出補正もできないので(感度設定変えればできないことはない)、基本露出は完全おまかせ状態。

でもですね…これが意外と面白いのですよ…

フォーマットサイズが大きいので120だとあっという間になくなってしまうのですが、そこがまたよかったり…
写りなんて期待できるわけないのに、ついつい1枚1枚真剣に撮ってしまう。
もやっとした細部描写で収差だらけの仕上がりを想像しながら、ついついベルエアにふさわしい被写体を探していたりする。
なんだかはじめてカメラを手にして、何を撮ろうかワクワクしてた頃を思い起こされるというか…

35mmのロモもいいですが、これもなかなか楽しいですよ~

by ki_ex | 2013-07-04 00:38 | スナップ | Comments(0)