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OLYMPUS PEN FT & F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8



撮影日時 2013年08月31日 12時04分23秒
シャッタースピード 1/500
絞り F11
撮影モード マニュアル
露出補正値 ―
使用フィルム Kodak 400TX(TRI-X)
感度 ISO400
焦点距離 38.0mm(35mm換算54.8mm)
測光方式 中央部重点平均測光
スキャン EPSON GT-X970
スキャニングソフト SilverFast 8
WEB最適化処理 Photoshop CS5


都会の空はやっぱり狭い。
それでもやっぱり空は空。


ペン2日目です。

ペンのファーストショットでちょっと失敗だったのは、やっぱりこのカメラは高感度フィルムは向かないかも…
最小絞りがF16で最高シャッタースピードが1/500だと、晴天屋外だと結構キツイ。
なおかつ、36枚撮りだと72枚も撮れちゃうので、デジタルと違って途中で感度変えるというわけにもいかず、ずっとその状態で延々撮り続けることになる。
これが結構なストレス…
低感度フィルムなら、開放F値は1.8だし、シャッタースピード遅くする分にはいくらでも手はあるし、そもそもフィルムは暗いところが苦手という前提で撮ってるので諦めもつくし(笑)、多分その方がストレスにならないと思う。

高感度フィルムの粒状感がほしい時もあるので、ケースバイケースだとは思いますが…

ちなみに、じゃあ24枚撮りにすればいいじゃん…って思うかもしれませんが(自分も思った)、最近、24枚撮りって売ってないのですよ…( ´△`)アァ-
24枚撮りのサイズ感って、別にペンでなくても、フルサイズの35mmカメラでも私は好きだったのですけどね~…
スキャニングの作業もフルサイズなら一回のバッジ処理でできるし…(面倒くさがりなもので…(^^ゞ)

そういえば、フィルムで撮ってるとよく聞かれるのが「ポジでは撮らないのですか?」ということなのですが、基本、ポジでは撮りません。
いや、将来的に絶対撮らないという保証はありませんが、多分これからもポジは使わないと思います。

理由はいくつかありますが、まずそもそもポジってプリント向きではないですからね…

私も実はフィルム時代はカラーはポジ、ネガはモノクロだけだったのですが、そもそもポジ使ってた理由って、自家暗室が困難だった時代、自分の思い描いた色が出せるのがポジしかなかったというだけなんですよね…
カラーネガだとプリントしてもらうラボによって全然色味が変わっちゃいますし、あれやこれや仕上がり指示出してもその通りに仕上がってくるのは稀でしたから…
ポジだったら色味は撮影段階で決まるので、露出やフィルターワークで自分で如何様にもコントロール出来たので、自ずと写真を趣味にしてる人はポジ…という流れに乗ったというか…

しかし今はデジタルの時代、当時はよほど恵まれた環境と家族の理解がなければ実現できなかった自家暗室がパソコン一台で実現できてしまうので、ポジで撮るメリットを全然感じない。

そもそもポジは高いコントラストと彩度でぱっと見キレイには見えますが、プリントするとガチガチに硬くて、ポジのプリントに合う被写体は限られてくる。
元々がスライド映写や印刷向けのメディアですから仕方ないのですが、丁寧に仕上げられたネガの手焼きプリントとポジのダイレクトプリントを比べてしまうと一目瞭然。
デジタル暗室の普及によって、ネガでも手軽にカラーコントロールができるようになりましたし、デジタルプリントで満足できないなら、自家でプリントしたサンプル持ってラボに「こういうふうにして下さい!」と伝えればいいので、意思伝達も昔と比べ物にならないくらい楽になりましたし…
ま、そういうことを受けてくれるラボが少なくなったというのは大きな問題ですが…

久々のカメラ徒然で明け方だというのになんだかよからぬ長さになってきてますが(笑)、要はデジタルになってネガの良さを改めて思い知らされているというか、ポジはデジタルでも代用できるけど、今のところネガで代用できるデジタル機はないですし、ポジは撮ったら終わりだけど、ネガはその後も続きますからね~…

どなたか著名な写真家(また名前を忘れてしまった…)が「撮影は収穫、暗室作業は調理」みたいな事をおっしゃってましたが、奇しくもデジタルの時代になって改めて、フィルムしかなかった時代の人の言葉が実感できるというか…
この言葉に当てはめると、ポジはファーストフード、ネガはスローフードくらいな感じになるのかな~…
どっちがいいかは人それぞれとは思いますが…

by ki_ex | 2013-09-10 04:28 | スナップ | Comments(0)