彼岸の頃

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OLYMPUS E-P5 & M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8



撮影日時 2013年09月20日 11時22分44秒
シャッタースピード 1/2500
絞り F2.8
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -1.7
感度 ISO200
焦点距離 75.0mm(35mm換算150.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化処理 Photoshop CS5


田舎道を朱に染める彼岸花。
この花が咲き始めると本格的な秋の訪れを感じる。



相変わらず体調戻らないので、今日は一日おとなしくしていたのですが、やっぱり相変わらず…
頭痛はだいぶ治まりましたが、喉と咳が…
体力減退してるからですかね~…
少しは運動を日課として取り入れるべきか…
ま、それができるんだったら苦労しないですが…(笑)

つい最近、田中希美男さんが、今、巷に横行する画質評価の問題点について言及されていて、私はそれにとても共感してしまったのだけど、結構反感持った人も多かったようです。
要は、ノイズだとか、周辺光量とか、歪曲だとか、だれでも見ればわかるようなものばかりに右往左往して、階調や色調、ボケ味がおざなりにされてるんでないの?という事なのですが、ホントそう思う。
私はこの「だれでも見ればわかる」評価に、解像力なんかも入れてもいいんじゃないかと思う。

特に、カメラやレンズのレビュー記事なんかで、そのレビュー対象の階調性になんら言及していない記事が多いのはいかがなものかと常々思ってました。
私が一番重要視するのはこの階調性の部分なので、そこに言及しない記事は正直読む価値がない。
ということで、気がつけばそういうレビュー記事はWEBも雑誌も含めて読み飛ばす習慣がついてしまった…

確かに階調性って使い込んでみないとなかなかわからないし、評価しづらいというのはわかるのですが、レビュー記事書いてお金もらってるんならそれくらいしてもらっても…
それとも、そこに触れられない事情とかあるんですかね…

あ、ちなみに、よく階調性=Dレンジと誤解されている方も多いようですが、これは全く(というほどでもないかな?)違います。
Dレンジ広くても階調性ダメなカメラはありますし、逆にDレンジ狭くても階調性優れたカメラはあります。
ようは、どのトーンがどう再現されるかなので、広さではないのですね…
Dレンジが一番暗いところと一番明るいところの高低差とすると、階調性は一番暗いところから一番明るいところまでに到達するまでの道の形というか、傾斜の度合いと考えるといいかもしれません。
道の形なので、数値化しづらいですし、評価も難しいのです。

で、なぜ私が階調性を重視しているのかというと、階調性の高い画像はモノクロ化しやすいんです。
特にシャドーの表現はモノクロ化する上で一番むずかしいところなのですが、階調豊かな仕上がりの画像だと、この部分が大きく違ってくる。

実際に製品名あげちゃったほうがわかりやすいと思うので、実名あげると、例えば低価格で画質評価の高いMZD 45mm F1.8は、確かに解像力は素晴らしいですし、発色もイヤミのない記憶色で、販売価格からは想像できないパフォーマンスのレンズですが、MZDの単焦点の中では、このレンズは一番モノクロ化しづらいです。
やっぱりこの辺りは残念ながら価格なり…だと私は感じました。(このレンズがダメと言ってるのではありません、買って損はないレンズですよ~)

対して、イマイチ巷では評価が低いように感じるMZD 12mm F2.0とかは、確かに解像力はそこそこだし、発色もちょっと地味め(ホントはこちらの方が忠実な色再現性)なのですが、このレンズで撮ったカットをモノクロ化するととってもきれいなトーンに仕上がってくれる。
MZD 17mm F1.8とかも似たような傾向。

ちなみに、今日のカットに使ったMZD 75mm F1.8は…
いや、これはホントスーパーレンズです。
解像力、発色、階調性、どれを取っても申し分ない。
「これは絶対潰れるだろうなぁ…」と思って撮ったシャドー部にしっかり階調残ってて、ビックリすることが何度も…
その分お高いんですけどね…

ボディについては…こちらはあまり実名あげると角がたちそうなのでやめておきますか…(笑)
いいほうだったら言ってもいいかな?
私が今まで使ったボディの中での評価なので、全てがすべてそうとは言い切れないかもしれませんが、オリンパス、ライカ、ペンタックス、リコー、シグマはいいです。(順不同)
ソニーはコンデジ(RX100)しか使ったことないので、評価は難しいですが、決して悪くはなかったと思います。

結局のところ、ノイズが多くたって今のカメラの画素数だと、まあ、確かに画面上で等倍表示すれば「なんじゃこりゃ」ってなるんでしょうが、鑑賞サイズでプリントしてそのノイズがどれだけ写真に悪影響を与えるかと言ったら、ほとんどないと言っても過言ではない。
現に、もうマイクロフォーサーズですらISO3200が使える時代に、ノイズがどうとか言ったってナンセンスだと思うのです。

だけど、階調性の悪い画像は鑑賞サイズが小さくてもやっぱり見る人が見ればわかってしまいますし、何しろプリントしてる自分が納得出来ない。
特にモノクロでは階調だけが表現手法なので、階調性の悪さは致命的。

もっともっとこの辺りに注目してくれれば、もう少しレビュー記事読む気になるんだけどな~…と思うのでした…

by ki_ex | 2013-09-22 00:44 | | Comments(0)