整列

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OLYMPUS E-P5 & M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8



撮影日時 2013年11月29日 17時34分14秒
シャッタースピード 1/80
絞り F2.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -0.3
感度 ISO200
焦点距離 17.0mm(35mm換算34.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro
WEB最適化 Photoshop CS5


外国人が日本に来てまず驚くのは、どこに行っても行儀よく整列していることなのだそうな。
一見すると日本が誇れる良い文化…とも見て取れるが、よくよく紐解いてみると必ずしもそうでもないようで…


疲れが出たのか、先日はいつものごとくうたた寝してしまって、とっても中途半端なご挨拶しかできませんでしたので、改めまして…

先日をもって「日々のごはん」展終了しました。
お越しいただきました皆様、お越しいただけなくてもSNSを通して告知をお手伝いいただきました皆様、そしてギャラリースタッフの皆様、本当にありがとうございました。

おそらく、何かミラクルがなければ今年の展示はこれが最期です。
今年は御苗場から始まって、可能な限り展示していこうとルーニィさんの主催する公募展を中心に出展させていただきましたが、本当に勉強になりました。
その中でも、今回の「日々のごはん」展が今年の締めの展示であったことは何かの幸運だったのではないかと感じます。
それぐらい得るものは大きかった…
その得たものを活かせるか否かは今後の私にかかっていると思いますが…

どなただったか忘れてしまいましたが、有名な写真家さんの言葉で「どう撮ったかよりも何故撮ったかの方が大事だ」みたいな事を仰っていて、その言葉を初めて聞いた時はイマイチピンとこなかったのですが、今回の展示でなんとなくそのことが実感できたような気がします。

今回、「日々のごはん」というテーマでしたが、出展者のみなさん多種多様な捉え方をされていて、とてもバラエティに富んだ作品が集まりました。
テーマが「ごはん」だけに、どうしてもストレートにごはんのテーブルフォトを連想してしまいがちですが、むしろそういうストレートな作品が目立ってしまうほど変化球が多かった。(笑)
中には「ん?これでいいの?」と思う作品もありましたが、よくよく聞いてみるとちゃんとしたごはんに対する想いがあったりして、「捉え方は一つじゃない」と感じましたし、「撮る動機」の大切さが理解できたような気がします。
写真を観る目もちょっと変われたかな…

で、私はどんな作品を出展したのかというと、申し訳ございませんが、予てからの告知通りここでお見せすることはできません。
別にもったいぶっているわけではなく、いかんせん妻が嫌がりますもので…
はい、今回、妻の写真を出展しました…

はじめに「日々のごはん」というテーマを聞いた時、先にも申した通り手作りのごはんのテーブルフォトを連想したのですが、基本、コンビニか外食(とギャラリーで話したら「金持ち~!」とか言われましたが、決してそんなことないですよ…てか、そんないいもの食べてないし…)の私にとって「これはちょっと出せないな…」と思い、今回はパスしようと思ってました。
しかし、よくよく考えてみると、実は私、数年前から「妻とごはん」をテーマに撮っていて(実はGRやクールピクスとか、ポケットに入るカメラを欲していたのはこのためでした)、「まあ、外食ばかりだけど、考えてみれば自分ら夫婦にとっちゃあこれが日々のごはんだよな…」と思い、出展を決めたのでした。

出展を決めたのはいいのですが、問題は極端に写真を嫌がる、モデルである妻の出展許可…
カメラを向けるとわざとフレームアウトする妻ですが、食べてる最中は食べることに夢中で撮ってても何も言わないので、それをいいことにパシャパシャ撮ってたのですが、それをまさか出展するとなるとどう反応するか…
頑なに拒否されたら大きく方針転換するしかなく、しばらく悶々としていたのですが、思い切って話してみると意外にもあっさり出展許可が…
言い出したら聞かない私の性格を察しての諦めなのか、「やだなぁ…」と言いつつもネットには出さないことを条件に出展許可をいただきました。

ちょっとでも拒否されたらすんなり引き下がる覚悟でいたんですけどね…
拍子抜けするくらいあっさりでした…
そのこと考えると、今回の作品の一番の功労者は妻かもしれないですね…
感謝…

妻を撮ろうと思ったきっかけは、妻方の親類のおばさんが発した言葉でした。
確か妻のお母さんの法事の時だったと思います。
そのおばさんは私を前にしみじみと「○○ちゃん(妻の名前)は本当にいい旦那さんと一緒になったんだねぇ…」と仰る。
なにやらこそばゆい思いでその理由を聞いてみると、妻のこんなに優しい顔は見たことがなかったとのこと。
それも、私と一緒にいる時だけそんな顔をするというのです。
そのおばさん曰く、会うといつもおとなしくて、どこか抑圧された表情だったらしく、こんなに優しい表情を見せたことにびっくりしたのだとか。(妻の家庭環境をよく知っている方でしたので、おそらく妻のことを心配してくれていたのだと思います)

ちょっと複雑な家庭環境で育った妻は、おそらくは学生の頃から心に病を抱えていたようです。
このことは以前にこのブログでもお話したことがありますが、それが原因で時折超ネガティブな言動を発したり、表情も暗く沈んだりします。
今でもそんな状態に陥ることはありますが、常にそんな状態かというとそんなことはなくって、出会った頃からよく笑うし優しい顔もしてましたし、私はそういう妻しか知りません。

そこでふと思ったのが、「もしかして今の妻の表情って自分にしか撮れない表情なんじゃないか」ということでした。

このブログを長く読んでいただいているありがたい方ならご存知かと思いますが、今から3年ほど前、私達夫婦は危機的状況に陥りました。
その時は本当にもうダメだというところまで…(探せばどこかにその時用意した押印済みの離婚届があるはず…)
約1年に渡る別居生活の後、どういうわけかよりを戻し、それまではちょくちょくあった小競り合いも徐々に鳴りを潜め、今ではコワイくらいにいたって平穏な関係を保っている中で、今のうちに私にしか撮れない妻の姿を残しておきたい、というのが妻を撮るようになった理由です。

やっぱりなんだかんだ言って妻の事、好きなので…

なんで「ごはん」なのかというのは、ただ単に先に述べた通りご飯食べてる間なら逃げられないというのと、妻と出会った時の第一印象が「この子よく食うなぁ…」ということだったこと(笑)、それと、美味しそうにごはん食べてる妻の姿が一番好き、というのが主な理由ですが、まあ、それは後付の理由で、実際はそんなに深い考えはありません。
なんとなく…です。(笑)

ということで、後半はなんだか惚気話のような様相を呈してきたのでこのへんで切り上げたいと思いますが、3年前のその節ではいろいろとご心配をお掛けした方々もいらっしゃいましたので、写真展報告を兼ねて妻との近況報告などを…

あ、ちなみに、来年は御苗場には参加しません(この辺りの詳細はまたのちほど)が、今年同様可能な限り参加できる展示には参加していこうと思います。
相変わらずルーニィさんの公募展がメインだと思いますが、都度この場で告知していきますので、よろしければどうぞお付き合いくださいませ。

ちょっと早いですが、来年もよろしくお願いします。m(_ _)m

by ki_ex | 2013-12-03 00:43 | 街並 | Comments(0)