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OLYMPUS E-M1 & LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.



撮影日時 2014年05月17日 14時26分54秒
シャッタースピード 1/1250
絞り F4.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -1.0
感度 ISO200
焦点距離 15.0mm(35mm換算30.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像ソフト SILKYPIX Developer Studio Pro
最終仕上げ Photoshop CS5


案内される先は果たして地獄か天国か…
タダほど高いものはない?


ズミルックス連投してるせいか微妙にアクセス数上がってる…
ろくな記事書いてないんですけどね…
スミマセン…

てことで、ズミルックスなんですが、先にも述べたとおりとてもいいレンズです。
パナのレンズはパナライカでなくても写りは評判良かったですから、この辺りはあまり心配してる人は少ないと思いますが、今回のレンズはこれまで「パナはちょっと…」という方にもオススメできます。
パナレンズを敬遠してきた私が気に入ったのですから、そのあたりは安心していいかも?(笑)

私がこれまでパナのレンズをあまり好まなかった(全部が全部好まなかったという訳ではないのですが…)のは、一番大きいのは使い勝手の悪さ。
確かに写りはいいのですが、フードが逆付けできなかったり、造りもちゃちだったり、レンズ単体ではコンパクトでも、フードつけるとやたらと大きかったり…
「えっ?そんなコト?!」って思うかもしれませんが、そういう些細な「コレジャナイ感」が積もり積もって、結局短期間で手放してしまう…
まあ、オリンパスが単焦点レンズ充実させてきたというのもあるのですが、描写特性は異なるものの、写りの良さは互角で、方や収納性、使い勝手もよく、ピントリングの感触もしっかりしててコンパクトなレンズと、そうでないレンズが並んでいたら、私は迷うこと無く前者を選ぶ。
まあ、私が「開放絞りはF2あれば充分!」という考えなのもパナをあまり好んで選ばなかった理由かもしれません。

対して今回のズミルックス15mmでは、この辺りが劇的に改善されてます。

まずはそれまでプラスチッキーだった鏡筒がオールアルミになった点。
サイズの割に結構軽いので、中はプラスチック多用してるのではないかと思いますが、シルバー鏡筒でも外観上は安っぽさは皆無。
ピントリングの感触も良く、質感は相当に向上しました。
若干絞り環のクリック感が乏しく、不意に回ってしまったりすることもあるので、オリンパスボディの私は問題ないのですが、パナボディで使いたい人はちょっと注意が必要かも…

それと、一番感心した…というか、普通に戻ったのが、フードの合いマーク。
もしかしたらこれは私がこれまで使ったズミルックス50mmやマクロエルマリートだけだったのかもしれませんが、パナのレンズはフードの合いマークが取り付ける位置ではなく、クリックストップした位置(差し込んで回した先と言ったほうがわかりやすいかな…)にあるというアホ仕様だったのですが、これが直ってました。
まあ、他のメーカーでは当たり前の話なのですが(少なくとも私が今まで使ったレンズでこの位置に合いマークがあったレンズはない)、ようやく差し込む位置に合いマークが付くようになりました。
相変わらずクリックストップした位置にも合いマークがあるのはご愛嬌ですが…(笑)

「えっ?そんなところに感心してるの?」って思うかもしれませんが、こういうところに造り手が撮影者の事を考えてくれてるかどうかがわかってしまうのですよ…
これまでのアホ仕様のような事があった時点で「ああ、このレンズはきっと普段写真撮らない人が造ったんだな…」と気付いてしまう。
そうすると、モチベーション激下がりですよね…
まあ、それで写りが変わるわけでもないのですが、モチベーション下がれば写真の質は変わってしまうわけで、そういうレンズ使うんだったら造り手の情熱を感じるレンズの方がいいじゃないですか…

そういうことをパナソニックのレンズを造ってる人達が気付いてくれたのかどうかはわかりませんが、少なくとも今回のレンズはこれまでと違うな…という感じはするんです。

フードもこれまでのちゃちで冗長なものから、コンパクトで造りもしっかりしてて、遮光性も高そうな良いフード。
バヨネットの遊びも従来のレンズではとても大きかったのですが、この辺りも改善されてます。
そして、嬉しい事にフード・キャップが付いてくるので、キャップをするのにいちいちフード外す必要がない。
いや、こういう細かい配慮が嬉しいのですよ…

肝心の写りに関しては、基本的には従来のパナライカレンズを踏襲した写り。
ツアイスや国産最新レンズのように、カリッカリに解像するタイプではなく、しっかりとした解像力を保ちながら決してきつくならない描写。
開放からF2くらいで、撮影距離が短くなるほど球面収差らしき紗がかかったような感じは残るけど、写真表現上問題になるほどのことはほとんどないと思う。(フォトショでどうにかできるレベル)
絞り込んでも急激に解像することはなく、フォクトレンダーやオールドレンズにありがちな、ある一点から描写が激変するような特性ではないので、とても使いやすいと思う。

オリンパスのレンズのように、開けても絞っても常に一定の良像が得られるような特性ではないので、常にどのような環境でも全ての絞り値が使えるという特性ではないのですが、ここをちゃんと理解してれば、自分で描写をコントロールする楽しみはズミルックスの方が上だと思う。
これはこのレンズに限らず、パナのレンズとオリンパスのレンズの決定的に違う点ではないでしょうか。
どちらがいいとか悪いとかではなく、それぞれのメーカーの設計思想の違いですね…

ちょっと横道それますが、よくオリンパスは何故F1.8よりも明るい単焦点を出さないのか…という話を見かけますが、おそらくオリンパスさんは絞り開放からしっかりと描写したいのでしょう。
設計思想がそうなのだと思います。
絞り開放からしっかりと描写できて、尚且つ実用的なコンパクトさを保つためにはF1.8が限界なのではないでしょうか。
パナレンズのF1.4やF1.7が必ずしも絞り込んだ時の描写と同一にならない(被写界深度無視したとして…)のとは対照的。
これはほんとにどっちが優れてるかではなく、どんなレンズを目指しているかという思想の問題。
だから、ユーザーは自分の好みに合う方を選べばいいわけです。
ちなみに私はどちらかと言えばオリンパス派ですが、たまにパナのようなレンズも使いたくなります。
どっちみち絞り込んで撮ることが多いので、どっち使っても結局はあまり変わらないんですけどね…

最後に、問題の15mmという焦点距離なのですが、換算で30mmということで、使い慣れた35mmの感覚で撮ろうとすると寄りきれず、28mmの感覚だと寄り過ぎるという現象が起こります。
まあ、当然といえば当然なのですが…
なので、ちょっと慣れが必要なのですが、私はもうだいぶ慣れました。
これも当然といえば当然なのですが、どちらかと言うと28mmに近い感覚です。
ただ、正直言うとできればせっかくライカ銘で出すのなら、換算で35mmくらいが良かったな~…

あ、ついでにもう一つ私の理想論を申し上げると、ズミルックスではなく、ズミクロンにしてもう一回りコンパクトだったら更に良かった…
理想はズミクロン17.5mm/F2.0ってところでしょうか…
こんな仕様だったらきっと迷うこと無く予約入れてたと思います。(今回は予約入れるまで結構悩んだ)

あ、でも、何度も繰り返しますが、このレンズ、ほんと良いレンズですよ。
こういう「持って嬉しく、撮って楽しい」レンズは久しぶりのような気がします。
最近ではオリンパスの12mm以来かな~…

オススメです。

by ki_ex | 2014-05-20 01:14 | スナップ | Trackback | Comments(0)

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