そびえ立つ

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Nikon D600 & Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF



撮影日時 2015年02月15日 13時51分45秒
シャッタースピード 1/640
絞り F5.6
撮影モード マニュアル
露出補正値 -0.7
感度 ISO100
焦点距離 25.0mm
測光方式 中央部重点平均測光
記録方式 RAW
現像ソフト SILKYPIX Developer Studio Pro
最終仕上げ Photoshop CS5


卒塔婆と無尽蔵にそびえ立つビル群とはどこか似ている。
特に深い意味はなく、、ただ単にそう感じるだけだ。


うん、まあD600いいカメラですよ。
あれこれメーカーの対応等々批判された曰くつきのカメラですが、カメラそのものに罪はないんで、よく出来たカメラだと思います。

でもね…
やっぱり優等生すぎるのかな…
何なんでしょうね…この違和感…
同じニコンのカメラなのに、F3手に入れた時のあのときめきと高揚感とは比べ物にならないくらい今テンション低いです…(´;ω;`)

画質的にはD700やCOOLPIX Aに比べるとだいぶ良くなった…というか、自分好みに近づいたような気がします。
ニコン機でどうしても気になっていた、シャドーノイズをごまかすため(…と勝手に思ってる)のシャドーをストンと落とす特性もだいぶ軽減されて、シャドーの階調は出しやすくなったように思います。
D700で見られたようなハイライトの階調性をとりあえず数字的に確保するため(…と勝手に思ってる)の塗り絵もほとんど見られない。(これはCOOLPIX Aで既に改善されていた)
相変わらず万人受けしそうな絵作りではありますが、かつてのニコン機のようにうんざりするような仕上がりでは無くなったかな~…という気はします。

ただ、2400万画素というスペックから期待するような仕上がりではないかな…
自分が低画素(といっても16MP~18MP)で高い解像力を得られる工夫が施されたカメラばかり使っているので、相対的に期待値が大きくなりすぎているのかもしれませんが、ちゃんとキッチリブレもなくピントも合ってる画像を見ても、少なくともFoveon機やM9を見た時に感じるようなハッと胸がすくような感覚はないです。
悪い言い方をしてしまえば、無駄に画素数増やしただけのような気がしないでもない。
フォーマットサイズが大きいということは画質的には余裕があって有利であるということはそのとおりなのだけど、どこかその余裕に甘えているような気がしないでもない。

甘えているといえば、やっぱりファインダー。
かつて35mmフルサイズ一眼レフはそのファインダー像の大きさから、ピント合わせ等々いろいろ有利であると言われてきましたが、これはもう都市伝説だと思っていいと思います。
かつての優位性にあぐらをかくあまり、今ではすっかりミラーレス機に機能、利便性に関して置いて行かれてしまった。
まあ、AFしか使わない人には問題はないだろうし、最近では「カメラは写真を撮る道具にあらず、ファインダー像の美しさを楽しむためのものだ!」なんて珍説を展開する人や、「ビューファインダーとは画角範囲がわかればいいってものじゃない!感動を見つけるためにあるんだ!だからEVFではダメなんだ!」なんて力説するおっさん方もいらっしゃるようなので、そういう人達にとっては今のこのファインダーで全く問題ないんだと思うのですが、MF主体でより精緻なピント合わせをしたい人にとってはこのファインダーは致命的…
幸いにしてかつてのニコン機に見られた「とりあえず付けました」程度の質の低いライブビューではさすがになくなりましたので、三脚にしっかり据えてのマクロ撮影には困らないと思いますが、いや、将来的に本当に一眼レフを残していきたいと考えているんだったらこのファインダー、どうにかしなきゃでしょ…

このあたりの一眼レフが抱える問題はニコンだけに限った話ではないのかもしれないですが、せめてもう少し何か打開策を考えたほうが良いのではないかな~…
一応、フォーカスエイドはついてたりしますが、これも一眼レフの構造上の問題点で、広角レンズになればなるほど精度は低くなるので(ちなみにレンジファインダーは構造的に広角になればなるほどピント精度は上がる)、今日のカットで使ったディスタゴン25mmではほとんど使い物になりませんでした。

高画素化すればするほど高いピント精度が求められるのに、ピント合わせの機能が全然向上しないのはマズイでしょ…
ミラーレス機なら今、ほとんどの機種がピント合わせの支援機能が豊富に揃ってるのに…

ああ、いけない…
またdisりになってしまった…(TдT)
遅いのでもう寝ます…

by ki_ex | 2015-02-18 01:16 | スナップ | Comments(2)

Commented by CorekazMIC at 2015-02-18 06:20
おはようございます。
デカイ、重い、高価な一眼レフがまだ開発され続け、販売されることが私にはそもそも理解できません。
画像の精微さは肉眼で識別するのはほとんど不可能ですし、一部の職業カメラマンを除けば無用の長物ではいないかとすら思います。
Commented by ki_ex at 2015-02-19 00:50
>CorekazMICさん
まあ、即時性があってなおかつ撮影像に近いファインダー像が得られるという点ではまだまだ一眼レフが一番有利ですし、今後も残っていくと思うのですが、今の需要のうちどれくらいの人が本当に一眼レフである必要があるのかというのはかなり疑問が残りますね…
使うレンズはキットレンズだけで、多くは旅行先の記念撮影や風景、お花の写真くらいという、おそらくは今のほとんどの一眼レフ購入者の撮影スタイルであろう使われ方ならミラーレスの方がよっぽど利便性高いですし…
そのことにユーザーが気付き始めたら、一眼レフは一気に廃れてしまうのではないでしょうか。
私的にはこれからもずっと一眼レフは生き残って欲しいので、そうならないよう、画素数だとか高感度だとか、多くのユーザーがおおよそ必要のないスペックを追い求めるより、ピント合わせがやりやすいとか、もっと基本的なところを大事に作って欲しいなぁ…と感じます。