川の記憶

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OLYMPUS E-P5 & M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8



撮影日時 2014年11月14日 16時06分03秒
シャッタースピード 1/400
絞り F4.0
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 +0.3
感度 ISO200
焦点距離 17.0mm(35mm換算34.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像ソフト SILKYPIX Developer Studio Pro
最終仕上げ Photoshop CS5


炎の中を兄に手を引かれ逃げ惑った。
「川の方に逃げよう!」兄は叫ぶと私の手を引き寄せる。
川の方を見るとそこだけ炎が避けて見えたのだ。
すると突然、知らないおじさんが兄の腕を掴み叫ぶ。
「川はダメだ!川の方に行ったら死ぬぞ!!」
兄と私は、川とは反対方向に走りだし、どうにか防空壕に辿り着く。

戦火がやみ、壕を出て川岸に出てみると、まるで水を求めて苦しみ力尽きたような人々が、折り重なるように倒れていた。
「見るな!」と私を戒めた兄は、その時たぶん泣いていたのだと思う。

※なくなった母が私に話してくれた東京大空襲の体験談


今思えば母からもっと戦中、戦後の話を聞いておけばよかったな~…と思う。
そういうのを落ち着いて話せる歳に私がなる前に亡くなってしまったことが、未だ残念に思います。

ちなみに、母は空襲の後疎開し、疎開先で終戦を迎えたそうです。

二度とこの国が戦争の当事者とならないように、祈りを込めて…

by ki_ex | 2016-03-10 23:56 | 街並 | Comments(0)