奥の階段

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OLYMPUS E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO



撮影日時 2016年12月25日 14時15分19秒
シャッタースピード 1/400
絞り F1.2
撮影モード 絞り優先AE
露出補正値 -1.7
感度 ISO200
焦点距離 25.0mm(35mm換算50.0mm)
測光方式 多分割評価測光
記録方式 RAW
現像ソフト OLYMPUS View 3
最終仕上げ Photoshop CC 2015.5


扉の先に階段、扉、階段、そのまた先に別棟の扉…
なんともミステリアスなお宅でした。


先日、E-M1 Mark IIについてあれこれ書こうと思ったのですが、帰りが遅かったのと、寝落ちしてさらにその間にファンヒーター止まって(換気のため連続で使用してると自動で止まる)、気がつけば喉がガラガラでしたので、パスしてしまいました…
体調は薬を飲んでなんとか回復しましたが、危うく大きく身体を壊すところでした…
ほんとにこの不摂生な悪しき習慣を改めねば…

ということで、改めてなかなかお話できなかったE-M1 Mark IIについて…

まずはひとことで言うとかなり良いカメラに仕上がっています。
特にあらゆる面でのレスポンスが良くなり、これまでのオリンパス機とは一線を画す出来。
その中でもシャッターフィールは特筆すべき点で、私の知る限り全メーカー通してもミラーレス機の中では最高に良い。
ミラーレス機としてはかなり高い価格設定のカメラですが、この一点だけでも価値はあると思う。
ミラーレス機はどうしてもレリーズの瞬間、一旦シャッターを閉じてまた開くという動作が必要なため、数字的なレリーズタイムラグは低くても、感覚的にワンテンポ遅れるような感触があるのですが、このカメラではそれを全くと言っていいほど感じません。
一眼レフと比べても、少なくとも中上級機並のレスポンスは確保できていると思う。
その上、まだ自分は試せていないのですが、連射時の像消失時間は一眼レフ以下とのことなので、ここまで来るともはや「ミラーレスは動き物に弱い」とは言えないどころか、むしろ強いと言えるかもしれない。
それぐらいに良いです。

EVFに関しては、正直まだ判断しかねています。
確かに今までと違うな…という感じはするのですが、それが良くなったのか悪くなったのか、ちょっと判断つかない状態です。
表示レスポンスはメーカーや前評判の通り良くなっているのかもしれませんが、元々旧E-M1でも遅延を感じるようなことはなかったし、実際、サーキット撮りでも遅延が原因で撮りにくいということはなかったので、スペック的には向上しているのかもしれませんが、それが体感できるほどの向上なのかは実際にサーキット持ち込んで試してみないと何とも言えないかな~…
要は今までが良すぎたんですよね…

EVFで気になったのは、旧E-M1同様若干の緑被りがあって、背面液晶と色味が異なるところだったのですが、目が慣れてしまったのか、デバイスが安定してきたのか、それほど背面液晶と差が出なくなったように感じるので、この辺の評価はもう少し使ってみてから判断しようと思います。
あとはハイライトの再現性が背面液晶に比べてちょっとできてないかな~…という気がするのですが、これはむしろ背面液晶の表示品質が向上したのではないかとも推測できるので、これももう少し使い込んでからでないとわからないかな~…

その他操作性の面では、OM-Dに代々搭載されているFnレバーの向きと切り替え方向がまったく正反対に変わってしまったため、ちょっと慣れが必要です。
あれこれ検討してこれがいいと判断したのかもしれませんが、できればこういうところはあまり変えないでほしかったな~…
オリンパスって基本的なところはあまり変えないのだけど、こういうところはちょくちょく変えてくるんですよね~…

最後に、一番E-M1 Mark IIで気になった…というか、これは「なんで?どうして?」と小一時間くらい開発者を問い詰めたいくらいな事が、ここ最近のオリンパス機で搭載されていたスモールAFターゲットがなくなってしまったこと。
よくよくカタログやWEBを見てみると、この機能に関して言及しているところがないので、本来なら購入前に気付けたかもしれないですが、まさかこの機能をなくすとは思っていなかったので、完全ノーマークでした。
抜本的にAF方式が変わっているようなので、その影響かもしれませんし、その分、動体への追従性が飛躍的に向上しているそうなので、致し方ないかもしれませんが、それでもどうにかならなかったのかな~…と思う。
オリンパスは今まで新型機で、まして上級機で機能を省くという事が私の記憶する限りなかったので、そんなメーカーがこの機能を省いたということはよっぽどの理由なのかもしれませんが、いやほんと、今からでもいいからファームアップでどうにかして欲しい…

オリンパスのミラーレス機はAF含めピントを合わせるための手段が圧倒的に多いというのが特徴でした。(私がオリンパス機をメインで使う一番大きな理由)
その中でもこのスモールAFターゲットは、等倍に近いマクロ撮影で、お花の狙った1本のシベの、そのまた更に狙った位置に、AFだけでドンピシャでピント合わせできるという、一眼レフ時代から考えれば夢のような離れ技を難なくこなしてくれたのですが、これがなくなってしまった…
確かに今のスモールじゃないAFターゲットでも、一眼レフに比べたら圧倒的にピント合わせはし易いし、その上精度も高いのですが、いろいろ試しましたが残念ながら狙った1本のシベに合わすことはできても、そのまた更に狙った位置に合わせるには、MFに頼らざるを得ませんでした。
何度も言うように、それでも一眼レフよりはずっと合わせやすいのですが、せっかくMFに切り替えなくても合わせられたのにねぇ…(-_-;)

ということで、こうして書き連ねてみるとまるで私がこのカメラに対して不満だらけのように思われてしまうかもしれませんが、決してそんなことはなくてかなり気に入っています。
冒頭でも書いた通り、本当にレスポンスは今までのミラーレス機とは比べ物にならないくらいなので、気になる方は是非とも店頭で体感してみて欲しい。
多分、もう一眼レフを使い続ける理由がなくなってきていると感じてもらえると思う。

ただ、ずっとオリンパスのカメラばかりを使ってきて、オリンパスのカメラの良い面も悪い面も知り尽くしてると自負しているので、どうしても評価が辛口になりがちというか…
なので、再度改めて申しますが、E-M1 Mark IIはほんとに良いカメラです。
残念ながらミラーレス機は真の意味でプロユースに耐えうるカメラはまだまだ数少ないですが、このカメラはその数少ない中でもトップに位置するカメラだと思います。

あ、あと、まだ充分な検証はできていないのですが、オリンパス機のシャッターの持病は解消したような気がします。
今のところ低振動モードに頼らずとも、微ブレなどは見当たりません。
このあたりももう少し検証して、機会あればご報告します。

これまでは使うシャッタースピードに応じてちょくちょくシャッターモードを切り替えていたのだけど、その必要が無くなってたらまさに天国だな~…

by ki_ex | 2016-12-27 00:12 | スナップ | Comments(2)

Commented by bluejet2_999 at 2016-12-27 21:36
スモールターゲットはファームでなんとかしてもらいたいですねぇ~
(アンケートで要望だしておこうっと)

Commented by ki_ex at 2016-12-27 22:57
>bluejet2_999さん
私は既にアンケートにしつこいくらい書いておきました。(笑)