夏の夕空

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OLYMPUS PEN-F & Voigtlander NOKTON 10.5mm F0.95
撮影日時 2018年07月22日 18時56分26秒





蒸し暑さを忘れさせてくれるような澄んだ夕空。
夏雲がどこまでも高くたなびいていた。


もっと前にこの写真撮れてたら、先日までの「私の青空」展の出展作品も変わってたかな~…(笑)
まあ、実際に出展した作品も個人的には気に入って入るのですが…

「私の青空」展はすでに3回ほど参加させていただいていたのですが、過去を振り返ると3回中2回が「子供の頃に見た青空」をテーマに出展していて、さて、4回目の出展にあたってどうしようかと考えたときに今回もこれで行こうと考え、あの写真を選びました。

写真に写っている川は私が幼少期に育った土地を流れていた都幾川という川です。
実は撮影地であるときがわ町には縁もゆかりもなかったのですが、幼少期によく遊んだ都幾川をモチーフにしようとロケハンした際、一番よく遊んでた川辺は昔とだいぶ変わってしまい、絵的にちょっと微妙だったので、少し上流を登ってあの頃の川辺をイメージできるような場所を探し、あのロケ地になりました。
なので、「子供の頃に見た青空」というテーマからはちょっとずれるのですが、まあ、でもイメージ的にはあってるからいいかな…ということで…

モノクロを選んだのは直感です。
当初、ゲストがハービー・山口さんということで、モノクロだと「ハービーさん意識したのでは?」と思われるのもちと悔しかったので、カラーにしようと思っていたのですが(動機がみみっちすぎる…ww)、一目惚れしたフレームに合わせようと思うとどうしてもモノクロしかイメージできず、結果あのような仕上がりになりました。
まあ、でも、フレームの自己主張が強かったので、カラーで押しの強い青空だとやっぱりお互い喧嘩しあってしまいそうですので、自分的にはこの選択は間違っていなかったかな…と自負しています。

サイズ的には本当はもう少し大きめが良かったのですが、これもフレームに合わせた結果です。
展示の仕方次第であのサイズでも問題なかったかもしれませんが、展示の仕方を多少リクエストはできても、自分に決定権のない公募展では、やっぱりもう少し大きいほうが良かったかな…と思いました。(ギャラリーの展示方法が悪かったという意味では決してありません…スタッフの方は私の作品だけでなく、全体のバランスを見ながら並べ方等決めてくれてますので…)
あのサイズだったら壁掛けではなくデスクスタンドにしてもらったほうが良かったかな…(壁掛けでお願いしたのは私の判断)

「私の青空」展はテーマが青空ととってもシンプルなだけに、毎回とっても悩むのですが、今回もその例に漏れずとっても悩みました。
まあ、でも、これはこれで良かったかな…と自己満足しているのですが、どうだったでしょうね…
オーソドックス過ぎたかな…という気もしないでもないですが、奇をてらった写真ってのもなんとなく自分らしくないような気がして、どちらかというとこのブログの延長的な作品になりました。

あ、そういえば、次回のRooneeさんの公募展、テーマは「青猫」だそうです。
あ…青猫って…
次回もいろいろ悩まされそうです。(笑)

by ki_ex | 2018-07-24 00:15 | 夕景 | Comments(0)