青空に願いを込めて

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OLYMPUS E-M1 Mark II & M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
撮影日時 2019年03月13日 08時07分54秒





願わくば、今もあなたがこの青空を見上げてますように。


ということで、先日に引き続き「私の青空 - my blue heaven -」展に出展した2点のうちのもう1点です。
先日の写真と一見まったく関連性ないような写真ですが、実はちょっとだけ関連性があります。
説明しないと伝わらないことなので、キャプションもなしに出展するのもどうなのかな…と思ったのですが、あえてなんの説明もなく出させてもらいました。
結果、なんとなくでも2つの作品にストーリー性を感じていただいた方がいらっしゃったようで、とてもうれしく思います。

写真のハクモクレンは、実は私のこのブログに顔見知り以外で初めてコメントを入れてくれた方が好きなお花でした。
その方も同じようにエキブロで写真ブログ開設されている方で、以降、あったことも無ければ本名すらわからない方とのブログを通しての交流が続いたのですが、数ヶ月、ほぼ毎日のように続いていた交流がある日突然パタリと途絶えます。
「どうしたのかな…」と思っていたら、しばらくしてご自身のブログ上で貧血がひどいために検査入院されてたとのご報告。
あれま…と思いつつ、またしばらく更新が滞っていたのですが、その後更新されたブログエントリーでご自身が白血病に冒されていることを公表されたのです。

ショックでした。
白血病なんてテレビドラマの登場人物か芸能人がかかる病気と勝手に思い込んでいたのですが、まさか会ったことがないとはいえ、こんなに身近な人が白血病になるなんて…
何かしたい、でも、どうすることもできない。
下手な慰めの言葉は返ってその方を傷つけてしまいそうで、何も言えない。
何かするって言っても、赤の他人である私に何ができるというのか…
この時ほど自分の無力さを思い知らされたことはなかったかもしれません。

結局、私にできたことは、その週末に骨髄バンクに登録することくらいでした。
そんなことしたところでその方の助けにはこれっぽっちもならない(血縁関係がない限り骨髄のHLA型が合うことは極稀)ことは理解してましたが、しないではいられなかったのです。
このブログを開設して間もない、もう12年も前の話です。

で、なぜに今更そんな話を…ということなのですが、つい先日、競泳の池江璃花子選手がご自身が白血病であられることを公表されました。
このニュースで、なんでも骨髄バンクへの問い合わせが殺到したそうなのです。
そんな話を聞いて、みんなあのときの私と同じなのだな…なんてことを思い出し、私にとってはそんな苦い思い出を想起させるこのお花をモチーフにしたのでした。

「そんなの言われなきゃわからないよ」とツッコまれそうですが、まあ、そんな子細なところはあくまでバックグラウンドとして隠しておいて良くて、先日の病室からのちょっと陰鬱とするような青空と、淡く明るく希望を感じるような青空と、2つを対照的に合わせることで、難病と闘う人たちへの応援になればいいな…なんてことを考えて、この2点を選んだのでした。

ちなみに、その方は白血病を告白されてしばらくは途切れがちになりながらもブログを更新されていたのですが、とうとう更新も行われなくなり、さらにしばらくしてからブログも閉鎖されてしまいました。
私にはその方がその後どうなったのか、知る由もありません。

あ、あと、最後に、もし私の写真に何かを感じていただけたなら、ぜひとも骨髄バンクへの登録をお願いします。
池江選手以外にもこの病気で苦しんでいる方はたくさんいます。
リスクはほぼないとはいえ、いざ骨髄提供と考えるとちょっと勇気が必要かもしれませんが、もしかしたら、そのちょっとだけの勇気が誰かを助けることになるかもしれません。
私はもう間もなく骨髄提供できる上限年齢を超えてしまいます。
ですので、特に若い方は登録するだけでもお願いしたいです。
全国の献血ルームなどで、献血ついでに簡単に登録できますので、切にお願い申し上げます。
詳しくは以下のリンクを参考にしてみてください。




by ki_ex | 2019-04-02 00:48 | 公募展 | Comments(0)