可憐

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OLYMPUS PEN-F & M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 MACRO
撮影日時 2020年09月20日 08時01分42秒





自己主張しない、道端の片隅をひっそり彩るその姿は、可憐という言葉がふさわしい。


良質なピクセルを得るにはセンサーサイズは大きければ大きいほどよいようですが、良質な写真を得るためには必ずしもそうとは限らないと常々思ってます。
特にマクロ撮影では、フルサイズよりもマイクロフォーサーズ機の方が良い結果得られることが多いです。

いろいろ要因はあると思います。
光がよく当たってる環境ではセンサーサイズの差が出づらいこと、同じ画角ならマイクロフォーサーズの方がより被写体に寄れること、深い被写界深度により、より絞りを開けた状態で引き締まった像が得やすい(=絞り込む必要がない=速いシャッターが切れる)ことなどなど。

コンパクトなために小さな被写体に対峙しやすいというのもあるかもしれないですね…
シグマのカミソリマクロつけたZ 6で今日のような小さなお花(しかも実は風で結構揺れてた)を撮るのはちょっと厳しかったかもしれない…

ずっと言っていることですが、とにかく「センサーサイズの大きさこそ正義」みたいな風潮は写真の幅を狭めるだけでつまらないと思います。
適材適所、時にはスマホのカメラも駆使しながら写真を楽しむほうが、より写真の幅も広がって楽しいと思う。

by ki_ex | 2020-09-20 23:22 | | Comments(0)