ナノハナノサクバショ

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OLYMPUS C-70 ZOOM
シャッタースピード 1/1000
絞り F8.0
撮影モード プログラム
感度 ISO80
焦点距離 7.9mm(35mm換算38mm)
測光方式 評価測光
記録方式 JPEG
現像処理 SILKYPIX Developer Studio 3.0(JPEG現像)
WEB最適化処理 Photoshop Elements 5.0


まだまだ寒い季節ではありますが、春近しということで…

カメラがデジタル時代になって、一番大きく変わったなあ…と思うのが、ユーザーのカメラへの評価です。
カメラがカメラという機械としての評価ではなく、デジタルアイテムの一つとしての評価要素が大きくなっていると感じるのがその論拠です。

フィルムカメラの時代は使用するフィルムは35mm判に限って言えばどのメーカーのどのカメラでも一緒で、レンズ付きで数万円で買えるカメラも、ボディだけで何十万もするカメラも、写真としての仕上がりにそれほど大きな違いはありませんでした。
そのため、画質云々よりも、カメラのカメラとしての基本的な能力(堅牢性であったり、シャッターの切れの良さであったり…)に付加価値を見出したものです。

しかし、デジタルの時代になって、昔のフィルムにあたる撮像素子が各メーカー、各カメラによって異なり、その良し悪しが画質を決定付ける大きな要素になって、どうにも画質至上主義とでも言うのか、画質の良さに偏重した評価がなされているような気がしてならないのです。

確かに画質は写真の良し悪しを決定付ける上で重要な要素ではあるのですが、500万画素オーバーが当たり前の時代になって、それでも画質を追い求めるのに何の意味があるのか、ちょっと疑問に感じてしまいます。

まあ、確かに「どうせ撮るなら高画質で」という気持ちもわからなくはないのですが、パソコンのモニタ上に等倍で表示させて、目を凝らさなければわからないような画質の差を気にするよりも、自分の撮影スタイルに合うかどうかとか、持っているだけでついシャッターを切りたくなるような魅力があるかどうかとか、これだけデジカメが高画質なのが当たり前になってきたのなら、そうした視点で評価していったほうが幸せになれるような気がするのは私だけでしょうか。

ちなみに、私が高校時代にバイトして貯めたお金でカメラを買うとき、ニコンのF3とキヤノンのNewF1とオリンパスのOM4を実際に触って試したのだけど、結局、OM4が一番気に入ったのでこれに決めました。
確かにF3やNewF1のほうが性能的にも高かったと思うし、人気も二分していたので、OM4を選んだ私は変わり者扱いを受けましたが、今振り返ってもあのカメラを選んでよかったと思います。

そんな私だから余計に今の画質偏重の評価には抵抗を感じるのかもしれませんが…

by ki_ex | 2007-02-05 00:29 | | Comments(0)