疾走
シャッタースピード 1/320
絞り F4.5
撮影モード マニュアル
露出補正値 ―
感度 ISO100
焦点距離 200mm(35mm換算400mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio 3.0
WEB最適化処理 Photoshop Elements 5.0
早くもあちこちの皮がむけはじめました…
今、全身いたがゆいです…
今年の8耐はレースを楽しむ以外にも、撮影の勉強にもなりました。
サーキットにデジイチを持ち込んだこと自体初めてだったので、今まで見えなかったところが見えてきたりして、そういう意味でもとっても有意義な時間を過ごせたように感じます。
ということで、今日はそんな撮影秘話などを…
まず、結論から言うと、まあ、予想はしていたのですが、オリンパスのカメラは基本的にこういう場所での撮影には不向きだということ。
そんなことは充分承知の上でオリンパスでシステムを揃えているので、今更こんなことをいってもしょうがないのですが、実際に撮影してみて、何故こういうところではキヤノンユーザーが圧倒的に多いのかがよ~く実感できました。
まず問題になったのがAFの追従性。
AFの測距点が少ないこともありますが、動く被写体を的確にすばやく追い続けるキヤノンのAFに比べるとオリンパスのAFはあまりにも弱い。
四輪のレースなら多少は違うのでしょうが、車体が小さい上に複雑な動きを見せるバイクが相手だとどうしても追い切れないケースが多々見受けられました。(実は今日の写真もちょっとピントが甘かったりします…)
ファインダーがもっと大きくてMFが快適に使用できる環境ならばまた評価は変わってくるのでしょうが、フォーサーズのフォーマットの宿命でそれも敵うことなく、ピントには終始苦労させられました。
次に問題だったのが、ミラーアップによりファインダー像が消失する時間。
そんなの普段の撮影では全く気になることではないのですが、被写体の動きが激しいだけに、シャッターを切ってファインダーが真っ暗になって、ミラーが下がってファインダー像が回復したときには既に被写体はフレームアウト…なんてこともしばしば発生しました。
風景やスナップ主体の私には全く問題にならないようなことも、こういう撮影ではとても大きな問題となることが実感できました。
ほんのコンマ何秒の問題なのですが、ここまで大きな問題になるというのはちょっと意外でした。
そのほか判明したことは、EOS-1D系の連写の速さは尋常でないということ。
今回、メインで使っていたE-410では、「パシャン、パシャン、パシャン…」程度なのですが、EOS-1Dユーザーさんのシャッター音を聞いていると、「パパパパパ…」という感じで、まさしく機関銃。
あとは、一脚を使っての流し撮りは一脚の足の位置と自分の足の位置、体勢がとっとも重要であること、500mm以上の巨砲レンズを手持ちで流し撮りする人は左腕の筋肉が発達していることなどなど…
こういうのを目の当たりにしてしまうと、やっぱりEOS-1Ds MarkⅢはいいなあ~…と思ってしまいます。
もっとも、このカメラを普段持ち歩きたいかというとそれはないんですが…
by ki_ex | 2007-08-02 01:48 | サーキット | Comments(4)
何を撮りたいのか考えてからカメラを買う。。。誰かがそんなこと言ってました。
選ぶって難しいですね(^-^;
確かにどんな写真を撮りたいかによってカメラを選ぶのは基本なのですが、難しいですよね~
そもそも自分が何を撮りたいのか、即答できる人って少ないですし…
これは私の持論なのですが、あれこれ悩むよりも見た瞬間、触った瞬間に何かを感じたカメラが一番ベストな選択なのだと思います。^^
使っているうちにいろいろと不満は出てくるとは思いますが、そこは腕と愛情でカバーするのが一番です。(^^ゞ
いえいえ、そういう訳ではないのです。(^^ゞ
私が使ってるカメラはやっぱり一番のお気に入りですし、他のカメラに買い替える気なんて毛頭ないのですが、撮影環境によってはどうしても不満は出てきます。
でも、こういう不満ってどんなカメラを使っても同じように出てくるものなんですよね~
事実、私は以前、キヤノンの最高峰といわれるカメラ(今で言えばEOS-1Dsみたいな)を使っていましたが、やっぱり時と場合によっては不満に思うことはよくありました。
一番の理想は、その場その時に適したカメラを使い分けるのが一番なのですが、それではお小遣いがいくらあっても足りませんから。^^
中にはそういう使い方をしているつわものもいらっしゃいますけどね…