早朝のコスモス

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OLYMPUS E-410 & ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5



シャッタースピード 1/200
絞り F4.5
撮影モード 絞り優先
露出補正値 ±0.0EV
感度 ISO100
焦点距離 200mm(35mm換算400mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio 3.0
WEB最適化処理 Photoshop Elements 5.0


色温度をちょっとだけ下げて青みがけて早朝っぽく見せてますが、実は夕方です。

ということで、いよいよ出ましたね~E-3。
思わず即効で予約しちゃいそうになりました。(笑)

結局、ある意味予想通り目玉となるサプライズは一切ありませんでしたが、オリンパスらしいまじめな造りで、フォーサーズユーザーにとっては待った甲斐があったのではないでしょうか。

ただ、他メーカーからわざわざ乗り換えるユーザーがいるかどうかというと…ちょっと微妙でしょうね…
カメラそのものはとっても魅力はあると思うのですが、あえてすでに組まれているシステムを捨ててまで…となると、ちょっと話は違ってくるのかなあ…と感じました。

もっとも、大幅に改善されたと思われるAFとファインダーで、ようやくフォーサーズが正当な評価を受けるだけの力は得ることができたのかな、という気もします。

これまで、貧弱なAF(それでもかなりがんばっていたとは思うのですが…)と、フォーサーズの泣き所でもあるファインダー像の大きさが、どうしてもカメラ自体の評価を下げてしまっていたように感じるのですが、このカメラボディの基本的な能力の向上はある意味競合他社のボディーと正面きって戦える実力をつけることができたように感じます。
それはつまり、フォーサーズというフォーマットの真の価値が問われる、というか、公平な目線で評価できる土壌が出来上がったことを意味するのではないかと思うのです。

これまでもこのブログで取り上げさせていただきましたが、巷では撮像素子のサイズがカメラの良し悪しを決めるというような風潮がある中で、私はその考えに対して異を唱えてきました。
撮像素子のサイズはあくまでも撮る人の目指す絵作り、撮影スタイルによって適したものが決まるのであって、サイズそのものが良し悪しを決めるものではないと思うのです。

確かにサイズが大きければ、高感度ノイズを低減できたり、ダイナミックレンジを広く取れたりと、さまざまなメリットはありますが、それはあくまでもそういう絵を求める人にとって必要なものであって、それを必要としない人にとっては無用の長物。
そんな人がわざわざ高いお金を出して、重いカメラを担いで、果たしてそれが良いことなのか。

撮像素子のサイズからくる被写界深度の違いを訴える人もいますが、それこそ性能とは無関係。
あくまでも絵作りの違いであって、それがカメラそのものの能力を決めるものではない。

むしろ、撮像素子が小さいからこそ得られるメリットもあるわけで、極端な話し、コンパクトタイプのデジカメが一向に大きな撮像素子を積んだモデルが登場しないのも、そうしたメリットがあるからこそだと思うのです。

かつてフィルムが主流だった頃、コンパクトカメラの分野では作品作りに使えるカメラというのは極々一部しかありませんでした。(リコーのGR-1やコニカヘキサーなど)
もちろん、コンパクトカメラでも間に合う絵作りというのもありましたが、それはあくまでも少数派であって、「作品」と呼べるような質を求めると、どうしてもレンズの大きな一眼レフを使うしかありませんでした。
理由は簡単で、35mmフィルムの大きなフォーマット(とはいっても、当時は大きいなんて全然感じなかったのですが…)を充分に生かすには、どうしてもレンズを大きくする必要があり、もし小さなレンズでそれだけの質を求めるとなると、レンズは必然的に広角単焦点となってしまうからです。

しかし、フィルムからデジタルに移行し、撮像面のサイズが極端に小さくなったことで、それほどレンズを大きくしなくてもそれなりの質を確保できるようになりました。
これにより、ポケットに入るほどコンパクトなカメラでも、がんばれば充分に作品と呼べるような写真が撮れるようになったのです。

確かに微妙な階調表現など、まだまだ改善するべき点はあるとは思うのですが、フィルム時代のコンパクトカメラと比較したら相当な進化です。

これはまさしく撮像素子が小さいことからくるメリットであり、必ずしも素子が大きいことがそのカメラの価値を決めるものではないことを物語っているのではないでしょうか。

ということで、撮像素子のサイズはカメラの良し悪しを決めるものではなく、あくまでも絵作り、撮影スタイルを決めるものであると思うのです。

ということを語ると、私が「アンチフルサイズ」と思われてしまうかもしれないので、補足させていただくと、私はフルサイズを決して否定しません。
むしろ、一度は使ってみたいと思いますし、機会があればEOS 5Dぐらいは手に入れたいなどと思っていたりします。
あのカメラに135mm F2.0Lとかつけて撮ったらいいだろうなあ…なんて妄想したりもしています。(笑)
ただ、今の私の撮影スタイルにはオリンパスが合っていると感じるのと、レンズを含めたシステムとしてみた場合、フォーサーズのシステムはとても安心感があって、私にとってはベストな選択だと感じるから、オリンパスをメインで使用しているだけです。
まあ、初めてアルバイトして買ったカメラがオリンパスのOM-4だったので、元からオリンパスというメーカーが好きだったというのもあるのですが…
なので、いざデジイチを買おうと思ってあれこれ悩んだ結果がオリンパスであったというだけで、もし私が過去に揃えたキヤノンのレンズシステムを未だ所有していたら、もしかしたらオリンパスは選んでいなかったかもしれません。

ということで、話が全然違う方向に進んでしまったので、ここで無理やりE-3に戻します。(笑)

う~ん…いい…
確かに大きな目玉はないのですが、むしろそれだけにカメラの基本性能に力が入っているように感じられるので、私にはとっても魅力的です…

どうしてもオリンパスのカメラはAFの性能に関してはいまいちの感があったので、それを補うためにキヤノンのカメラを追加…なんて事を考えていたのですが…
もしAFがオリンパスのアナウンス通りの能力を発揮できるのであれば、あえてキヤノンを追加する必要もなくなったような…

これは買いかも…

もっとも、あくまでもオリンパスのアナウンスどおりならの話なので、最終的な決断は実機を触ってからになるとは思うのですが…

20万円か~…
どこから捻出しよう…などとすでに考えてしまっている…

危険です…
重度の欲しい欲しい病が発症しております。(笑)

by ki_ex | 2007-10-18 01:56 | | Comments(2)

Commented at 2007-10-28 17:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ki_ex at 2007-10-29 00:16
>鍵コメさん
そんなふうに仰っていただけると嬉しいような照れくさいような…^^
図に乗って語らせてもらっちゃうと、(笑) 私が撮影に臨むとき一つだけこだわっているものがあって、それは、「被写体のせいにしない」こと…
どんな被写体にも必ずその時々、環境の中で美しく見える面だとか、格好良く見える面だとかがあるはずなので、だからこそ「シャッターを切ろう」という気持ちが起きるので、その面はどうやったら写真の中に収めることができるのかを考えて撮影しています。(撮影したデータを加工するときも同じです)
ようは、撮った写真がうまく仕上がらないのは、被写体が悪いのではなく、被写体のそういう面を自分が引き出せなかったから…というふうに考えるようにしているのです。
…とは言っても、まだまだ引き出せないことが多いんですけどね…
えらそうに語っちゃってますが…(笑)
まだまだ勉強が必要です。(^^ゞ