枯葉

枯葉_f0121181_43639.jpg
OLYMPUS E-410 & ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO



シャッタースピード 1/50
絞り F5.6
撮影モード 絞り優先
露出補正値 -0.3EV
感度 ISO100
焦点距離 35mm(35mm換算70mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio 3.0
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


今日はお昼からののんびり出勤だったので、出勤途中に久々にE-410と35マクロの組み合わせだけでお散歩撮影。
重たく高機能なE-3に慣れると、軽くて低機能なE-410はとっても新鮮です。(笑)

そういえば、辛口評論で売っているカメラ評論家の方が、「これからのカメラは手振れ補正は必須」みたいなことを仰っていましたが、どうなんでしょうね…
確かにないよりはあったほうがいいとは思うのですが、ブレなくきれいに撮れている写真が必ずしもいい写真とは限らないですし、カメラの魅力はそれだけではないですからね…

以前から申し上げているとおり、今のカメラに対するスペック偏重主義は疑問を感じざるを得ません。
まあ、確かにスペックが高ければ高いに越したことはないのですが、そのためにやたらと高価になったり、重く大きくなるのではちょっと考え物…
どこか「失敗写真は許されない」みたいな風潮で、「高感度ノイズはあっちゃいけない」、「手振れは悪」、「AFは高速且つ正確無比」…って、今のカメラはフィルムの頃に比べたら飛躍的に快適、且つ高性能になっているんですけどね~…
そもそも写真は失敗するから面白いんだと思うのですが、こういう考えって古いのでしょうか…

クライアントの要求に確実に応えなければならないプロカメラマンならいざ知らず、アマチュアがこんな傾向に行ってしまうのは何かカメラの楽しみ、写真の楽しみの幅を自ら狭めているような気がしてなりません。

久々にE-410で撮影に臨んで、そんなことを考えていました。

次は*istDSの番かなあ…(笑)

by ki_ex | 2007-12-21 05:00 | 自然 | Comments(4)

Commented by バルカー5000 at 2007-12-21 10:44 x
全くそうだと思います。構えやレリーズの仕方がマズイのにブレ防止入りボディを使い続け、気がつかずに慢性化する場合もありうる訳ですよね。レンズもボディもブレ防止なしの物を使い、ブレないように撮る工夫がウデを上げる近道のようだと思います。
Commented by kohkyukun at 2007-12-21 23:51
こんばんは。
まったく同感で~す!!^^
その時の自分の中では失敗と思っていても
後から見返すと、それはそれでいい写真に見えてきたり・・
結局、その時の感性や、はたまた体調にでさえも左右されかねないような気がします。
ということで、やっぱり昔のフィルムカメラ、1個は欲しいです~!
Commented by ki_ex at 2007-12-22 03:47
>バルカー5000さん
コメント頂きありがとうございます。^^
そうなんですよね~
最近のカメラはピントは合って当たり前ですし、この上ブレなくて当たり前なんてなってしまったら、なかなか上達しないですよね…
もっとも、そんなことを言っている私も、デジタルにどっぷり浸かって露出決定が甘くなっているような…
モニターですぐに確認できるので、それ見て露出補正していますけど、それってフィルムの頃では絶対できなかったことですよね…(^^ゞ
Commented by ki_ex at 2007-12-22 03:52
>kohkyukunさん
そう、失敗してても結構いい写真ってあるものなんですよね~
ちなみに、このブログにも何枚か失敗写真が…(笑)

フィルムと言えば、この間発売されたケンコーのフルマニュアルのカメラとかいいかもしれないですよ~
ニコンかコンタックスのマウントが選べますし、本当に撮影に最低限必要な機能しかないので、結構面白いかも…
ただ、フィルムは現像に出すのがまだるっこしいんですよね…