ひだまり

ひだまり_f0121181_01525100.jpg
OLYMPUS E-3 & ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 MACRO



シャッタースピード 1/60
絞り F5.6
撮影モード 絞り優先
露出補正値 +1.0EV
感度 ISO100
焦点距離 50mm(35mm換算100mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio 3.0
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


職場にて昼休みにトルコ桔梗を撮影させてもらいました。
でも、やっぱり紫は色を出すのが難しい…
こういう被写体ではE-3の発色のよさに大助かりです。

デジイチと付き合うようになって早1年と半年。
はじめのうちはフィルムとの微妙な違いに戸惑うことも多かったのですが、最近はだいぶそのあたりのテクニックの違いにも慣れてきたような気がします。
この紫の発色もそのうちのひとつで、E-300で紫だったはずの花が真っ青に仕上がったのには本当に驚きました。
最近はデジタルの不得手な色とかも被写体を見ただけで判断つくようになって、撮影の段階で色補正することを前提に撮るので、ある程度思い通りに仕上げられるようにはなってきましたが、未だ紫の仕上げだけは難しいです。

E-410とE-3とで画質比較をする際、よく高感度特性やダイナミックレンジを揚げる人を見かけますが、確かにE-410対比良くはなっているものの、私的にはこういうデジタルが苦手とする発色において色が出しやすいというのが大きなメリットのように感じます。
高感度ノイズにしろ、ダイナミックレンジの狭さにしろ、撮影時の工夫や後処理で結構どうにかなってしまうものですが、この色のバランスだけは如何ともし難いケースは多い…
それを考えると、もう少し色の出方について語られてもいいと思うのですがどうなのでしょうね…

よくよく考えて見ると、雑誌とかでも高感度ノイズの比較とかは結構見るけれども、デジタルが苦手な色の被写体を撮影したときの比較ってほとんど見ないですね…
私的には長時間露光時のシャドー部の階調つぶれと並んで、デジタルの大きな欠点だと思うので、このあたりをじっくり比較して、各メーカーこの欠点を克服する努力をしてもらえると嬉しいのですが…

高画素化よりもこちらの方が大事だと思うのは私だけでしょうか…

by ki_ex | 2008-03-14 00:54 | | Comments(4)

Commented by kohkyukun at 2008-03-14 23:31
紫がすごく綺麗ですよ!
花瓶を通した光がいいアクセントになってますね~
高画素化よりも色の出方・・・、私も同感です。
それはそうと光と影と花と、こうゆう構図はとても勉強になります!
あざ~す!!^^
Commented by ki_ex at 2008-03-15 01:10
>kohkyukunさん
実は主題は花瓶で集光された光と花が作る影の方なので、こんな構図になりました。
ピントは花に合ってるんですが…
でも、そんな考えた構図ではなくて、ただ単にこの光が撮りたくて無理やりにまとめただけなんです…(^^ゞ
Commented by ikasama-photo at 2008-03-15 10:53
前にも書きましたが、色表現はα100で苦労しましたので…。
700になり、まぁまぁ良くなりましたが。
しかし、だからといってメーカー乗り換えも大変なので、
努力してもらいたい所です。
Commented by ki_ex at 2008-03-15 23:24
>ikasama-photoさん
私はオリンパスとペンタックスしか使い込んでいないので、他のメーカーがどうなのかはわからないですが、話によるとどのメーカーも似たり寄ったりなのではないでしょうかね~
100から700で向上したことを考えると、ソニーを信じて待つのが得策のような…^^