実り

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OLYMPUS E-3 & ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD



シャッタースピード 1/800
絞り F5.6
撮影モード 絞り優先
露出補正値 +0.7EV
感度 ISO100
焦点距離 200mm(35mm換算400mm)
測光方式 評価測光
記録方式 RAW
現像処理 SILKYPIX Developer Studio Pro Beta
WEB最適化処理 Photoshop Elements 6.0


村治佳織さんがテレビに出演されてますね…
正直言うとクラシックギターはそれほど好きではなかったのですが、彼女のアランフェス協奏曲を聴いてギターも聴くようになりました。

先日は献血の話題から期せずして骨髄バンクの勧誘のようなことをやってしまいましたが、今日はちょっとその補足を…

私がドナー登録をしたのには理由があります。
その理由というのも、実はこのブログを通してのことでしたので、もし同じようにこのブログを通して興味を持っていただける方がいてくれたらと思いお話いたします。

それはまだ私がこのブログを始めたばかりの頃、特に宣伝もしておらず、アクセス数も寂しい限り(今も大してありませんが…)だったのですが、そんな中で私の写真を見てコメントを入れてくれた女性がいらっしゃいました。
言ってみればこのブログの初めてのお客様で、その方もブログでご自身が撮影された写真を公開しており、とても女性らしい優しい写真を撮られる方でした。

その彼女が、あるときブログで「貧血がひどいので検査入院する」と告白されました。
私にとって彼女は会ったこともなければ会話したこともない赤の他人ではありましたが、このブログを通して同好の士であり、何よりも大事な、大事なお客様でしたので、ちょっと心配にはなったのですが、彼女自身も「たいしたことない」みたいなニュアンスでしたので、大丈夫だろうと思い、「どうせなら入院生活をエンジョイしてみては?」などと呑気なコメントを入れたりしたのですが…

検査の結果は白血病でした。

愕然としました。
それまで、白血病に苦しむ人たちがいるというのは当然知ってはいましたが、それが自分の身近にそんな病に侵される人がいるとは思いもしなかったのです。
骨髄バンクだとか、臓器提供だとか、多少なりとも興味はありましたが、きっとどこか遠い世界の出来事という感覚があったのでしょうね…

力になりたい…何かしたい…
そんな思いだけで頭がいっぱいになりました。
たぶん、この時ほど誰かの力になりたいと強く感じたことはなかったかもしれません。
かといって、私は彼女のことなど何も知らない赤の他人…
外野があれこれ騒ぐのは返って迷惑…
そんなことが頭を巡り、気がついたらドナー登録していました。

私がドナー登録をしたところで、彼女が救われるとは思ってはいませんでした。
身内でもない限り、彼女とHLA型が一致するなど万に一つの確率もないですし、白血病と一言で言っても、その種類によって必ずしも骨髄移植で寛解(白血病では、完全に治癒したことを確認することが困難なため、白血病の症状が見られなくなった状態を寛解と言います)するとは限りませんので…
ただ、何もせずにはいられなかった、というのが正直なところです。

それは単なる自己満足だったのかもしれません。
でも、今思えばその自己満足で誰かが救われる可能性があるのであれば、それはそれでいいのかな~…と感じています。

多くの方がきっとそれまでの私と同じように、こうした病気に苦しむ人たちはどこか自分と関係のない世界の人たちで、あたかもテレビのブラン管の中の出来事と感じているのではないでしょうか。
それを非難するつもりは毛頭ありませんし、当然の感覚だと思います。
しかし、実はそうではないということに、一人でも多くの方に気がついて欲しいのです。

こうした活動に否定的な方もいることは理解しています。
また、宗教的な理由でできない方もいらっしゃると思います。
そうした方々にまで無理にお願いするつもりは全くないのですが、もし、少しでも興味があって、それでもなかなか一歩が踏み出せない方がいらっしゃいましたら、是非、この機会に登録していただけるととても嬉しく思います。

ちなみに、その後、彼女からのコメントは途切れがちになり、気がついたら彼女のブログは閉鎖されてしまいました。
それ以降、彼女がどうなったかは知る由もありません。
私にとって大事なお客様ですので、そのうち何事もなかったかのようにコメントを入れていただけるだろうと待っているのですが…

by ki_ex | 2008-10-31 02:31 | 自然 | Comments(0)